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【Vamos!! FC東京】

【試合詳報】韓国トリオ“次男坊”兪仁秀が決勝弾 東京プレーオフ進出

2019年5月23日 紙面から

鳥栖−FC東京 前半、先制ゴールを決めたFC東京・兪仁秀=駅前不動産スタジアムで(平野皓士朗撮影)

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<ルヴァン杯1次リーグ第6節 FC東京1−0鳥栖> B組のFC東京は敵地で鳥栖に1−0で勝ち、同組2位でプレーオフ(PO)進出を決めた。FC東京は前半45分、兪仁秀(ユ・インス、24)の得点で先制。守っては守備陣が公式戦8試合連続完封と奮闘した。ホームアンドアウェー方式で8強入りを争うPO(6月19、26日)では、C組1位のC大阪と対戦する。A組で、昨季覇者の湘南は2−2で札幌と引き分けて同組最下位に終わり、大会連覇を逃した。POの残りカードは札幌−磐田、仙台−名古屋、G大阪−長崎。

 努力が報われた瞬間だった。兪仁秀が昨季逃したPO進出を決める決勝点を挙げ、チームを勝利に導いた。

 前半45分。中村がシュートを放った瞬間、そのこぼれ球に備えて誰よりも早く動きだした。「セカンドボールに相手DFよりも早く反応することは意識していた」。背番号21が泥くさく押し込み、ゴールネットを揺らした。その後もチームのために献身的に走り、最後は足をつって試合終了間際に途中交代。ベンチで歓喜の瞬間を迎えた。

 「苦しい時期が報われた。たくさんの力をもらえたゲームになった」

 今季J2福岡への武者修行から2年ぶりにチームに復帰した。開幕前から長谷川監督も名前を口にして期待してきたが、厚い選手層の前に出場機会は限られてきた。

 同郷の張賢秀(チャン・ヒョンス)や、ナ・サンホがトップチームで活躍する中、いつもそれを遠目で見てきた。それでも、与えられた環境で努力を怠ることはなかった。

 「2人がプレーしている姿を遠くで見ながら気持ちを高めていた。試合前に張賢秀や(高萩)洋次郎さんが鼓舞してくれて、気持ちが軽くなったし、うまくゲームに入れたと思う」

 初の韓国人トリオがそろい踏みとなった一戦。試合前に高萩からは、得点を取ったら食事をごちそうになる約束も取り付けていたという。韓国人トリオの“次男坊”は「焼き肉をおごってくれると思うので楽しみ」と、白い歯がこぼした。その笑顔に、これまでの苦労を吹き飛ばすかのような充実感がにじんだ。 (馬場康平)

サポーターと喜ぶ兪仁秀

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