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【Vamos!! FC東京】

【記者の目】屋台骨3人を外した異例の選考

2019年5月8日 紙面から

 本来ならばこの世代の屋台骨を担う17歳久保建、20歳安部、19歳大迫の3人が外れた。影山監督ら現場の判断だけではなく、日本代表と五輪代表を兼任する森保一監督(50)の意向も大きく反映された“異例の選考”と言っていい。

 「選手本人に適したところを見定め、全カテゴリーの監督が一つの目標に向かって進んでいく。JFAが一つになって選手を育て、成長させていく」。7日のメンバー発表会見に同席した関塚技術委員長は、そう声高に強調した。

 U−20W杯か、南米選手権か−。てんびんにかけた上で、久保建ら3人には20年東京五輪、22年W杯カタール大会を見据え、ネイマール(PSG)やメッシ(バルセロナ)も出場する、より高いレベルの真剣勝負を経験させる方がベターと判断したようだ。

 複雑な事情もある。U−20W杯と開催時期が重なる南米選手権に関して、森保監督は当初「最強メンバーで臨む」とし、DF吉田(サウサンプトン)ら欧州各国リーグでプレーする主力をそろえて戦う考えだった。

 だが、招待参加の大会で選手を招集する拘束力がないため、所属クラブとの交渉が難航。指揮官は「与えられた条件、選択肢の中でベストなチームをつくる」と方針転換を余儀なくされ「より成長できる環境づくり」として、若手抜てきへと舵(かじ)を切った背景もある。

 もちろん、是か非かではない。ただ、選手側にしてみれば、どちらの大会に出るかという選択は難しく、非常に重みがあった、ということは間違いない。 (松岡祐司)

 

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