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【Vamos!! FC東京】

【試合詳報】今季初ゴールが決勝弾 久保健“ラグビーの聖地”で決めた!

2019年4月11日 紙面から

FC東京での初ゴールに喜び駆け出す久保健(武藤健一撮影)

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<ルヴァン杯1次リーグ第3節 FC東京1−0鳥栖> B組のFC東京はMF久保建英(17)の今季初ゴールで鳥栖を1−0で破った。1964年の東京五輪以来55年ぶりのサッカー開催となる秩父宮ラグビー場で、途中出場の久保建が後半39分に直接FKを決めた。仙台はホームで柏を破り無傷の3連勝で同組首位を守った。柏、東京、鳥栖は1勝2敗。

 青赤の旗が「ラグビーの聖地」に揺れた。2020年の東京五輪で活躍が期待される久保建が、55年の時を超えて1964年の東京五輪以来となる秩父宮ラグビー場でのサッカーの試合で輝きを放った。今季初ゴールは値千金の決勝弾だ。

 「絶対(自分が)蹴ろうと思っていた。0−0で、点が欲しい状況で(交代の)1枚目のカードで自分を使ってくれた。その信頼に結果で応えないといけないと思っていた」

 後半39分、右サイド奥の角度のないところでの直接FK。思い切り左足を振り抜いた。グンッと加速したボールは、混戦を抜けて左サイドネットを貫いた。ゴールネットが揺れた瞬間、久保建は味方ベンチの前に立つ長谷川監督へと駆け寄り、熱い抱擁を交わした。

 蹴る直前、頼れる先輩からアドバイスをもらっていた。隣に並んだ太田から「あの赤いスパイクの選手のところが空いている。オレが先に抜けるから。あのコースに速いの蹴って」と耳打ちされた。そのコースを信じ、チームを白星に導くスーパーゴール。「やっぱり何本もFKを決めている選手なので、経験をちょっと借りました」

 昨季はベンチを温める時間も続き、出場機会を求めてシーズン途中に横浜Mへと期限付き移籍を決断した。迎えた今季、自らの力で定位置を確保し、観衆を沸かせるプレーを続けている。

 「去年よりも自分でも良くなっていると思う。さらに波に乗っていきたいと思う。これを次につなげなきゃいけない。また決めたい」。日進月歩の成長を見せる日本サッカーの至宝が見据えるのは、さらに先だ。久保建は、まだまだ驚きと、歓喜の瞬間を見せてくれるはずだ。 

  (馬場康平)

 

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