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【Vamos!! FC東京】

【試合詳報】残り12秒の悪夢…FC東京またも 鬼門埼スタで勝てず、首位陥落

2019年3月31日 紙面から

浦和−FC東京 後半30分、先制ゴールを決めるFC東京・ディエゴオリベイラ(中央)。GK西川=埼玉スタジアムで(平野皓士朗撮影)

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<J1第5節 FC東京1−1浦和> FC東京が埼玉スタジアムでのリーグ戦16年ぶりの勝利を逃した。後半30分、途中出場のMF久保建英(17)のお膳立てからFWディエゴオリベイラ(28)のヘッド弾で先制しながら、後半追加タイム4分突入まであと12秒、93分48秒に、ラストプレーでまさかの同点弾を浴びた。2004年以降、埼スタでの浦和戦は15戦3分け12敗。鹿島は磐田に0−1から追いついてドロー。広島は1−0で大分に競り勝ち、3連勝を飾った。 

 赤い呪縛からは、やはり逃れられなかった。歓喜の瞬間まで、ラストワンプレーと迫る。しかし、そこに何度も陥った、埼スタの落とし穴が待っていた。

 1−0で4分のロスタイム。刻々と時間が過ぎていく。ボールをタッチラインの外にクリアできれば、試合終了の笛が吹かれていたかもしれない。だが、その瞬間だった。左サイドのスローインから右サイドへ展開され、ゴール前へクロスを通される。それを森脇にゴールへと流し込まれた。

 張賢秀(チャン・ヒョンス)は「これがサッカー。思い出しても悔しい」と唇をかみ、森重も「あの時間帯で、11人全員が守りきればいいと分かっていた。試合を終わらせるために、ロスタイムの残り4分をどう使うか。貪欲に勝ち点3を取るための行動をしてもよかった」と首を横に振った。

 理想的な試合だった。後半30分、途中出場の久保建を起点に、ディエゴオリベイラの得点で先制に成功。選手も、長谷川監督も、これには「プラン通り」と拳を握った。その後も体を張った守りで、浦和の攻撃をはね返し続けた。限りなく勝利に近づいていただけに、ショックは大きい。

 だが、指揮官も、選手も異口同音に「悲観することはない」と前を向く。主将の東は「勝負の世界だからこそ、ここから学ばないといけない。こういうゲームで勝っていきたいし、改めてもっといいチームになりたいと思った。目指すところがより明確になった」と口にした。わずか“1節天下”で、首位から陥落。この苦いドローを教訓に、健太トーキョーは再び悲願の天下取りへと歩を進める。 (馬場康平)

 

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