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【芸能・社会】藤井聡太七段 広瀬竜王に敗れ最年少タイトル挑戦ならず 王将リーグ最終戦2019年11月19日 20時49分
終盤に二転三転する波乱の将棋となった―。将棋の高校生棋士・藤井聡太七段(17)は19日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指された第69期王将戦挑戦者決定リーグ最終戦で広瀬章人竜王(32)に126手で敗れた。 勝てば屋敷伸之九段(47)が持つ最年少タイトル挑戦記録(17歳10カ月)を30年ぶりに更新するところだったが、かなわなかった。広瀬竜王は初めて王将挑戦権を獲得した。 序盤は果敢に先攻して有望な戦いだったが、広瀬竜王に意表を突かれたのか、途中で手が止まった藤井七段。受けざるを得ない展開に加え消費時間でも大差がつき、万事休したかと思われたが、最後に勝負手がさく裂すると、広瀬竜王の悪手を誘って逆転した。 しかし、ドラマはこれで終わらず、1分の秒読みに追われる藤井七段が最後に誤り、頓死というショッキングな幕切れとなった。消費時間は藤井七段3時間59分、広瀬竜王3時間44分。終局は午後7時42分だった。 終局後、時間の使い方について聞かれた藤井七段は「形勢自体苦しかったので仕方なかった」と肩を落とした。だが、7人のうち3人が陥落する王将リーグで、初参加ながら残留を決めたのは立派。最後は「実力を高めて来期も頑張りたい」と結んだ。 PR情報
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