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【芸能・社会】

「タカラヅカ ああタカラヅカ タカラヅカ」紅ゆずる最後も得意の俳句披露 19年のヅカ生活最後に大きなアクシデント

2019年10月14日 0時28分

サヨナラパレードでファンにお別れをする紅ゆずる

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 宝塚歌劇団星組トップスター・紅ゆずるの退団公演が13日、東京・有楽町の東京宝塚劇場で千秋楽を迎え、宝塚音楽学校時代を含めて約19年の宝塚生活に別れを告げた。

 自ら「でこぼこ道」と振り返ったヅカ生活の最後に大きなアクシデントが待っていた。過去最大級の台風19号の影響で、千秋楽前日の2公演が中止に。台風の影響でサヨナラ公演がキャンセルされたのは、現在の東京宝塚劇場が2001年に新開場後、初めて。

 この日午後1時半開演の千秋楽は、首都圏の交通網が通常状態に戻っていないにもかかわらず、満席で熱気が充満。最初のミュージカル「GOD OF STARS―食聖―」の幕があくと、盛大な拍手に包まれた。東京では、たった1回きりのサヨナラショーに紅は、ともに退団する娘役トップ綺咲愛里らと思い出のナンバーを次々披露。自身を重ねた三枚目の人気キャラクター「べに子」にふんして登場すると、「台風いいかげんにしろよ」「宝塚ファンにあやまれ!」と叫んで、大きな笑いと歓声に包まれた。

 「20年に一人の逸材」と言われた柚希礼音のトップ時代には、2番手として絶妙のコンビを組んで星組人気を支えた。歴代の中でも記憶に残るユニークキャラで楽しませた紅。最後のあいさつでは、「こんなに愛がある場所はありません。本当にありがとうございました」と満面の笑みで頭を下げた。

 終演後の会見で、得意の俳句で心境を尋ねられると、「タカラヅカ ああタカラヅカ タカラヅカ」と披露して笑いを誘った。

 恒例の劇場前のパレードには、約8000人のファンが集結。前日の台風が信じられないような穏やかな夜空の下で見送られた紅は「愛してます」と言って、投げキッスをして姿を消した。

 

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