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【芸能・社会】

あおり運転、二審も殺意認定 大学生のバイク追突、懲役16年

2019年9月11日 13時25分

 堺市で昨年7月、乗用車であおり運転した後に追突し、バイクの男子大学生を死亡させたとして殺人罪に問われた中村精寛被告(41)の控訴審判決で大阪高裁(樋口裕晃裁判長)は11日、懲役16年とした一審大阪地裁堺支部の裁判員裁判判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。

 あおり運転を巡り殺人罪で立件するのは異例で、殺意の有無が争点だった。

 判決理由で樋口裁判長は、ハイビームの照射やクラクションを鳴らしたあおり運転について「執拗(しつよう)さから見て、被害者への怒りによる威嚇の行為だ」と指摘。被告のドライブレコーダーの記録からは、衝突しそうになったときの焦りや驚愕(きょうがく)が伝わってこないとし、一審判決に続き「死んでも構わない」という未必の殺意があったと認めた。

 衝突直後に「はい終わり」との発言が残されていたことについては「自身の一連の行動が終わったことを自らに語り掛けたもの」とし、衝突は想定内の出来事だったと判断した。

 判決によると、昨年7月2日午後7時半ごろ、堺市南区の道路で車を運転中、バイクに追い抜かれて腹を立て、約1分間追跡し追突。大学4年高田拓海さん=当時(22)=に脳挫傷などのけがをさせ、殺害した。

 弁護側は「殺意はなく、殺人罪は成立しない」と主張していた。

 

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