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【芸能・社会】

宮本亜門、前立腺がん来月摘出手術 「死ぬ瞬間まで演出家」

2019年4月13日 紙面から

前立腺がんと診断され、心境を語る宮本亜門さん(高嶋ちぐさ撮影)

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 2日に早期の前立腺がんを公表した演出家の宮本亜門さん(61)が12日、東京ミッドタウン日比谷で会見を開き、現在の状況や心境、今後の治療予定などについてあらためて説明した。昨年演出した舞台「生きる」で、がんと知って生き抜く主人公に自らの境遇も重ねながら「死ぬ瞬間まで演出家をしたい」と繰り返し強調した。

 宮本さんが異変に気付いたのは約2年前。年1回受けている人間ドックで血液検査のPSA(前立腺特異抗原)数値が高く再検査を勧められたが、仕事の多忙などを理由に放置。今年2月に中国での仕事がキャンセルになったことから、TBS系医療バラエティー番組「名医のTHE太鼓判!」(月曜午後7時)に出演。番組企画で検査を受けて前立腺がんが見つかった。8日の放送では4段階のステージ2で転移していないことや、全摘出手術を受ける予定などが明かされた。

 自覚症状について宮本さんは「本当になくて。お小水が出にくかったり何回も行きたくなるのはあったけど」と回想。現在も痛みなどの症状はなく、食事に気を配りながら今まで通り仕事を続ける。5月下旬の手術については、今後セカンドオピニオンも聞いた上で最終判断する考えも示した。

 会見した宮本さんは終始元気な様子で「落ち込んでいる場合じゃない。今まで以上に充実している」とキッパリ。告知を受けた際は「一瞬、めまいがするような」ショックを受けたが、「がん家系なので大混乱はなかった」という。生存率の高い早期がんだったこともあり「なんて幸せ者。まだ生きていていいんだと感謝しかない」と笑顔をみせた。 

◇亜門さん病気経緯◇

 2017年ごろ 人間ドックでPSA(前立腺特異抗原)検査の数値が高く再検査を求められたが仕事多忙で放置

 2019年2月28日 テレビ番組の企画で人間ドックを受診

 3月1日 磁気共鳴画像装置(MRI)検査の画像に腫瘍の影、前立腺がんの疑いありと告知を受ける

 同4日 東京都内病院で精密検査

 同18日 前立腺がんと告知を受ける

 同20日 転移の有無を調べる検査

 同25日 ステージ2の早期がんで、転移はなしと診断

 今後 別の病院等でセカンドオピニオンを求める

 5月下旬 前立腺の全摘出手術を受ける予定

<宮本亜門(みやもと・あもん)> 1958(昭和33)年1月4日生まれ。東京・銀座出身。78年にダンサーとして初舞台を踏み、87年にオリジナルミュージック「アイガット・マーマン」で演出家デビュー。04年に東洋人初の演出家としてNYブロードウェーで「太平洋序曲」を上演し、トニー賞4部門ノミネートを果たした。10月にはオペラ「蝶々夫人」を演出する。

 

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