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【芸能・社会】

杉真理 デビュー40周年集大成の記念アルバム 音楽仲間や竹内まりやも参加

2019年2月14日 紙面から

デビュー40周年記念アルバム「MUSIC LIFE」のジャケット

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 サントリーのCMソングで大ヒットした「ウィスキーが、お好きでしょ」の作曲で知られ、大瀧詠一さんや松任谷由実(65)、佐野元春(62)ら多くのミュージシャンとコラボしてきたシンガー・ソングライター杉真理(64)が、デビュー40周年の記念アルバム「MUSIC LIFE」を27日にリリースする。オリジナルは約4年ぶり。充実したキャリアを示す、杉流のエッセンスが詰まった12曲だ。

 2年がかりで仕上げた作品には、鈴木茂(ギター)、岡沢章(ベース)、島村英二(ドラム)、中西康晴(キーボード)といった大物が参加。たくさんの音楽仲間も加わり、集大成のような仕事になった。

 実は、デビュー1年後に急性髄膜炎を患って数カ月間音楽活動を休止したことがあり、復帰後は、それを取り戻すかのように一度も休むことなく走り続けてきた。

 「そのうち曲など出来なくなるだろうし、声だって出なくなるだろうし、裏方に回って安定の人生を目指すもの」と思っていたのが、あっという間に40年。続けてこられたことには、「驚きと感謝の気持ちでいっぱい」。

デビュー40周年の記念アルバムを出す杉真理

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 その思いが、アルバムになった。2012年に竹内まりや(63)に提供した「Dear Angie〜あなたは負けない」をセルフカバーするにあたってコーラスを依頼したところ、竹内から、杉の息子のドラマー杉未来(27)の参加を促された。「私のコーラスに未来君のドラムだなんて、学生時代の私たちが知ったらきっと喜ぶよ!」。おかげで息子との初レコーディングが実現した。

 CMソングも手掛けたほか、杉は多くのミュージシャンとのコラボでも知られる。中でも、約6年前に亡くなった須藤薫さんとは、最高のポップユニットとしてファンをしびれさせた。3年前に他界した村田和人さんを思って作ったのは、8曲目「平和な人へ」。「いつか伝えようと思ってる事は、今伝えなければ消えていく」という歌詞は、「彼の人生から教わった」という。「肉体はなくなっても、音楽の中で彼は生き続けます、これもMUSIC LIFEですね」と杉。

 都会的なセンスでしゃれたポップスを生み出してきた音楽人生。その道しるべになったのは、ビートルズだったという。「ただ好きなだけの音楽が、“ダメ男”な僕の人生をここまで導いてくれた」

 今後も音楽に傾ける情熱は変わらない。「次なる最高傑作を目指します」と言い切った。

 ◆40周年記念ライブ 5月28日神戸チキンジョージ、同31日東京・マウントレーニアホール渋谷

<杉真理(すぎ・まさみち)> 1954(昭和29)年3月14日生まれ、福岡市博多区出身。慶応大学工学部中退。中学時代からバンド活動。74年ヤマハJコンテストで作曲賞受賞。77年「MARI&REDSTRIPES」名義でデビュー。80年「Hold on」でソロデビュー。伊藤銀次、安部恭弘ら多くのミュージシャンと共演。山口百恵、松田聖子らに曲を提供。これまで600曲以上を作曲。代表曲は「いとしのテラ」「バカンスはいつも雨」「素直になりたい」(ハイ・ファイ・セット)など。

 

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