トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

西野カナ「みんな、またねぇ〜」 無期限休養前ラストコンサート

2019年2月4日 紙面から

無期限休養前ラストライブを行った西野カナ=横浜市の横浜アリーナで

写真

 歌手の西野カナ(29)が3日、横浜市の横浜アリーナで無期限休養前最後となるコンサート「Kana Nishino Love Collection 2019」を行った。平成元年生まれの歌姫は「みんなまた会おうね」と笑顔でファンに約束して平成の世をさっそうと去った。

 両手で顔を覆った。あふれ出す感情を抑えきれなかった。ラスト曲「Best Friend」を歌い終えた時だった。発した言葉は、この日、何度目だったろう。

 「ありがとう」

 三重出身らしいイントネーションで温かみが内包された。そして、これまでの活動を振り返るサプライズ映像が流れた。「この10年はみんなと出会ったから。ありがとう。お休みするんやけども…なんやろう。みんなと会える日を楽しみにいろいろ挑戦していく」。ほおをぬらした涙は乾き、笑顔が戻った。

 平成を彩った歌姫であり、カリスマだった。名古屋市内の女子大に通っていた2008(平成20)年2月にメジャーデビューし、211公演、114万人を動員。この日、全国47都道府県、香港、台湾と縁のある土地でもライブビューイングが行われた。

 「着うたの女王」とも呼ばれ、現在までの楽曲総合ダウンロード数は5500万を突破。新時代の旗手でもあった。いくつもの「平成生まれの女性アーティスト初」の足跡を残した。

 (1)9年連続NHK紅白歌合戦出場

 (2)「あなたの好きなところ」で日本レコード大賞受賞(2016年)

 (3)「Dear Bride」で日本有線大賞受賞(同年)

 (4)アルバム1位獲得作品数歴代1位(6作品) ※いずれもオリコン調べ

 この日は代表曲の「トリセツ」、「Remember me」ではウクレレを自ら弾くなど会場を盛り上げ、抜群の歌唱力で全22曲を歌いきった。「みんなまたねぇ〜」。平成を駆け抜けた歌姫らしく高く明るい声で約束して会場を後にした。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ