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【ドラニュース】

各球団の“2番打者”を比較…チーム打率リーグ1位でなぜか総得点5位の中日 『2番高橋周平』で起きること

2020年2月18日 紙面から

ティー打撃する高橋、2番の打順が試行されている=北谷球場で(川北真三撮影)

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◇龍の背に乗って <キャンプ編>

 昨季のチーム打率はリーグトップながら、総得点は同5位。今季は「打っても点が取れない打線」から「打って点を取る打線」への脱却が最重要課題だが、そのキーストーンは間違いなく2番の人選だ。実戦段階に入り、高橋を置く打順を試行している。

 「守備位置でもそうなんだけど、この打順しかできませんという選手にはしたくない。コロコロと変えたいという意味ではなくね。その中で開幕して急にやるのではなく、周平を置いてみるのは今やっておかないとできないから」。与田監督の言葉を解釈すれば、決定ではないが有力な青写真といったところか。

 まずは昨季の2番を球団別に比較した。中日は京田の71試合を筆頭に、リーグ最多の14人が起用された。打率2割4分8厘、4本塁打、34打点はすべてワースト。打てないから固定できない。必然的に広島(29)に次ぐ23犠打と、昔ながらの「手堅い戦法」が増えていった。打率、本塁打、打点いずれも1位は、坂本勇(117試合)を置いた巨人(2割8分7厘、36本、90打点)だし、筒香に35試合任せたDeNAが本塁打と打点(27本、81打点)で続く。そもそも2番の打率がチーム打率を下回ったのは中日だけだ。

 僕は強打者を2番に置けば攻撃力が上がるのではなく、強打者を2番に置ける層の厚みがペナントの行方を大きく左右すると思っている。つまり、高橋を置く絶対条件は、高橋を外してクリーンアップを組めるということだ。

 「去年の後半から福田の状態が非常にいい。あれなら3番を任せられるし、タンケ(ビシエド)をはさんで阿部、平田がいる。周平を2番に置ければ理想だよね」

 伊東ヘッドコーチの考えも2番高橋に傾いている。3番以降に右打者が偏るデメリットはのみ込めばいい。果たして犠打は本当に手堅いのか。進塁と引き換えにアウトを差し出すのではなく、打って崩す。一気に落とす。それだけのメンバーはそろっている。

(渋谷真)

 

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