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【ドラニュース】

石橋、文句なし1号。アジアウインターリーグ2番・指名打者で出場

2019年12月11日 紙面から

ベンチで祝福される中日・石橋(長森謙介撮影)

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 【台中(台湾)長森謙介】台湾で開催中の「アジアウインターベースボールリーグ」が10日、当地で行われ、中日・石橋康太捕手(19)がNPBホワイトの「2番・指名打者」でCPBL(台湾プロ野球選抜)戦で出場。9点リードの7回1死二塁から左中間への1号2ランを放った。また、中日・阿知羅拓馬投手(27)は先発し、6イニングを4安打1失点で勝利投手となった。試合は13−1で大勝した。

 薄いモヤがかかる台湾の夜空を一筋の白球が切り裂いていった。9点リードの7回1死二塁。打席には石橋。初球。真ん中寄りの134キロを迷いなく振り抜く。文句なし。打った瞬間にそれと分かる打球は、左中間スタンド上段まで飛んだ。

 「完璧でした。木製バットで打った中で一番感触がよかったです」。異国の地で曇り続けていた表情がようやく晴れた。

 悩んでいた。この試合を含めても台湾で通算25打数3安打。打率1割2分。「打つ前に左肩が開く」。巨人の村田2軍野手総合コーチが指摘する悪癖の影響で甘い球を仕留めきれず凡退する場面が目立っていた。

 だがこの日は違った。「1打席ずつ修正できたと思います」。打席を追うごとに施した試行錯誤に手応えを宿す。「きょうのように1日でも成長できたと感じられる日を増やしていきたい」と瞳をぎらつかせた。

 理由がある。「彼の姿を見て1年間、自分は何をしてたんだと思いました」。同学年の巨人・山下航の意識の高さに圧倒された。「相手の攻め方、自分の感覚、結果、全てをノートに書いてました。僕もノートは付けてますが、分量が桁違い」。育成契約から支配下契約を勝ち取りイースタン・リーグ首位打者まで獲得した同学年の姿勢が負けん気に火をつけた。

 NPBホワイトは5位以下が確定し13日の5、6位決定戦(台中)が最終戦になる。巨人・阿部2軍監督、村田コーチから授かった助言、同学年から受けた刺激…。両手に抱えきれない収穫でも「まだ物足りないです」。最後の最後まで貪欲に成長の種を探す。

 

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