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【ドラニュース】

今季の反省と来季の「勝負」へ 1年目捕手・石橋インタビュー

2019年10月22日 紙面から

立石2軍監督代行(右)の前でキャッチボールする石橋=はんぴドームで(中嶋大撮影)

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 来季2年目を迎える中日の石橋康太捕手(18)が、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」の休養日である21日、本紙のインタビューに応じた。ドラフト制後では球団史上初となる高卒新人のスタメンマスクをかぶるなど経験を積んだ1年を振り返り、宮崎での過ごし方や、来季への決意を語った。 (聞き手・長森謙介)

 −1年目は12試合に出場して3試合でスタメンマスクをかぶった。今季を振り返ってみて

 石橋「経験を積ませていただいた1年でした。でも今強く思うのは実力で勝ち取ったわけではない。経験させてもらえる立場だったから1軍にいることができたと思ってます。実際に自分の実力不足で何度も悔しい思いをしましたし、来季以降もっとしっかりしないといけないなという気持ちです」

 −悔しい思い。具体的に思い浮かぶシーンは

 「守備でも打撃でもたくさんありますよ。具体的な試合でいうと途中交代になった阪神戦(7月17日、豊橋)、途中から出て5失点した広島戦(同25日、マツダ)もそう。僕が浮足立ってしまったから壊した試合がいくつかある。打撃では初球から手を出せなかった打席がたくさんありました。打席の中で考え過ぎて何も分からずに終わってしまった。でも一番悔しいと感じるのは同じ失敗を繰り返したことです。次の成長につなげられるものを得られなかったというのが反省です」

 −悔しい気持ちを持って宮崎へ。フェニックス・リーグで意識することは

 「まず僕の考えの中に捕手は守れて当然という意識があります。守れないと話にならない。なのでキャッチング、スローイング、ブロッキングといった必要な動作の基礎練習をしっかりやること。その上で中村(バッテリー)コーチには『自分の幅を広げるための時間を過ごしなさい』と言われています。ただ0点で抑えればいいというわけじゃない。ときには極端な選択肢を試してもいい。例えば1試合全部変化球で攻めたりとか。配球の幅は1年で少しは広がったと思いますがまだまだ足りない。宮崎では成功も失敗もすると思いますが自分の中に経験を蓄積する時間にしたいと思います」

 −フェニックス・リーグでは年上の先輩投手に強い口調で指示を出す姿も見られる

 「例えば投手がサインに首を振って投げたい球を投げて打たれたとするじゃないですか。そのとき捕手である僕は関係ないですっていうことは絶対にありません。状況によっては僕の主張を押さないといけないときもあります。それから投げたい球が一致しても要求通りにこなかったりしたときも言わないといけない。遠慮して言えないのは一番ダメなのでまずは宮崎からしっかりやっていこうと思ってます」

 −打撃の面では

 「もちろん打撃も意識する部分ではあります。自分がマスクをかぶっても8番・捕手、9番・投手の並びでアウトカウントを稼ぐ抜きどころになればすごく楽。1人の野手である以上、打撃も大事にしたい。僕は打ちたいとか結果を求めると突っ込んだり、手が出なくなります。なので打席内でのルールを大事にします。変に欲を出すのではなくやらなきゃいけないことだけ考える。そこが宮崎での意識するポイントです」

 −この1年間で考え方だったり変化はあったか

 「リードの面で、外角低め直球への考え方が変わりました。実は高校時代はあまり重要視していなかった球。僕が打ちやすかったからかもしれません。きっかけは7月24日の広島戦(マツダ)。初先発だった山本さんとのバッテリーで3回に鈴木誠也さんから外角直球で見逃し三振を取れました。高校時代の僕なら外角のスライダーを要求してた場面で選択肢が浮かびました。一番遠くて速い球。狙われやすい球なので注意はしないといけないんですけど、使い方の幅は広がったかなと思います」

 −ずっと野球のことを考えていそうだが、息抜きは何をしている

 「休みの日は1人で映画見に行ったりしますよ。少し前だと『キングダム』を見に行きました。寮から電車で名古屋駅まで行って。あと漫画は結構好きです。読み出したら止まらないタイプ。名古屋に来てすぐの1月は『七つの大罪』にはまってて全冊そろえようとしてました。でも冷めやすいタイプでもあるので、今は漫画ブームは終わっちゃってます(笑)。あとは部屋でボーッとしてるのとか好きですよ。でも何をしてても頭の片隅では野球のことを考えてますけどね」

 

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