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【ドラニュース】

【若竜実りの秋へ】伊藤康、堅実プレーで1軍に定着 攻走守すべて磨く

2019年10月20日 紙面から

伊藤康はマシン相手にバント練習をする=南郷で(中嶋大撮影)

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 天性の打撃センスが南国で開花し始めた。宮崎に来てから33打数14安打で打率4割2分4厘。絶好調の伊藤康祐外野手(19)だが、試合後に向かうのはグラウンドの隅っこ。コーチ陣や裏方さんの投げる球をコツコツとバントする。「細かいこともできないと1軍で戦っていけないので」。真剣に白球を転がしている。

 2月の沖縄キャンプでは、チーム全体で計測したスイングスピードで最多安打を獲得した大島と同速度を計測した。才能の片りんを示したのは今季のウエスタン・リーグ。昨季と同じ2本塁打ながら二塁打は5本から17本に、0本だった三塁打も4本に増えた。「小柄だけどパンチ力は持ってる」と立石巡回野手コーチも進化を認める。

 1軍定着のために必要な武器は打撃だけではないことも知っている。約2カ月間経験した1軍の舞台。「すごかった」と舌を巻いたのは竜の右中間コンビ。大島の広い守備範囲や平田の高度な走塁技術に圧倒された。「自分はまだまだ足りない」。レギュラーとの差を感じた。

 1軍での居場所を切り開くために。求められるのは与えられた仕事をきっちりとこなす堅実さだ。「まずは守備固めや代走から始まると思う。与えられた役割を果たせるように」。そう臨んだ宮崎だったが、ふとした隙からほころびが生まれた。

 10日の韓国・斗山戦(アイビー)。自身の本塁打などで6点差をつけた3回無死二塁。右翼線へ飛んだ邪飛を落球。記録には残らなかったものの流れが変わった。この回、一気に1点差まで詰め寄られた。この日は5安打7打点をマークしたが、どこか表情はさえなかった。

 さらに、12日のDeNA戦(SOKKEN)では3点を追う6回無死二塁でチーム初のバントミス。捕邪飛に倒れると、そのまま完封負け。「決めるところでしっかり決めないといけなかった」と悔やんだ。

 

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