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【ドラニュース】

【若竜実りの秋へ】根尾、強打の遊撃手へ 得意ゾーンをつくる

2019年10月16日 紙面から

フェニックス・リーグ 楽天−中日 5回表、根尾が逆転の左前2点打を放つ=ひむかスタジアムで(小沢徹撮影)

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 道のりは遠くてもドラフト1位・根尾昂内野手(19)の理想像がブレることはない。「僕はショートは打ってこそのポジション。そこは変えずにやっていこうと思ってます」。目指すのはあくまで強打の遊撃手だ。

 ファームで経験を積みながらプロの世界に身を置いた1年目。数多くの打者を遊撃の位置からベンチから、時にはテレビ越しに観察してきた。そこで見つけた根尾なりの強打者の特徴がある。

 「いい打者は得意なポイントというか、投手に『ここは投げてはいけない』と思わせるコースがありますよね」。例えば今季40本塁打を放ち、強打の遊撃手の代表格でもある巨人・坂本勇は内角球に対して高い技術を持つ。「そこに投げてはいけないと印象づけられると投手側は絶対に嫌。それがいい打者の特徴の一つ」。投手経験者ならではの視点を話しつつ「僕は自分の得意なゾーンがまだ分からない」と自らのツボを模索する。

 だが宮崎で監督代行を務める立石巡回野手コーチは、背番号7をこう評した。「低めに体がついていくようになった。彼の得意なゾーンの一つじゃないかな」。根尾本人が「体が動いた」という8、9月。低めに沈む球を二枚腰でうまくすくい上げる姿が度々見られた。「下半身を使って打つ」。春先から継続してきたテーマがようやく結果に表れだした。

 さらに直球への対応も変化してきている。差し込まれても左手で押し込みながら、内野の頭上を越す打球が増えた。15日の楽天戦(ひむか)では1点を追う5回2死二、三塁で2ストライクから高めの直球を力で押し返し、左前への2点適時打。「押し込む感覚は少しずつ感じています」。南国で得意なゾーンを確立すべくバットを振る日々だ。フェニックス・リーグでは33打数6安打で打率1割8分2厘も第2クールは3試合連続安打で締めた。

 

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