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【ドラニュース】

CSが遠いナゴヤ目線「2ランが巨人ゲレーロ 被弾が阪神ガルシアて…」信じるべきは言葉でなく契約書

2019年10月11日 紙面から

◇龍の背に乗って <CS特別編>

4回裏無死二塁、ゲレーロ(奥)に左越え2ランを許したガルシア (伊藤遼撮影)

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 4回の2ランで勝敗は決した。打ったのが巨人のアレックス・ゲレーロで、打たれたのが阪神のオネルキ・ガルシアって…。彼らは中日が誇る中米ルートで獲得し、活躍し、1年で去った。

 2人がシーズン終了後に離日するとき、どんなコメントを残したか。過去記事を検索した。

 「ドラゴンズに戻ってきたい気持ちはある。僕にとって日本で最初のチーム。愛着はある」。2017年。本塁打王を獲得したゲレーロは、こうコメントし、機内に消えた。ただ、彼は日ごろから「マネー・ファースト」を公言しており、「今は全部ゼロ」と移籍の可能性を否定しなかっただけ取材に対して誠実である。

 昨季、13勝でチームの勝ち頭だったガルシアは、もう秀逸と言うしかない。「(残留した)ビシエドと同じさ。僕にもドラゴンズブルーの血が流れている。何ならここで腕を切ってみようか?」。記事を読み、笑いはしたが、彼らをウソつき呼ばわりしたいわけではない。真に受ける方が間違っているのだ。

 チームへの愛着は確かにあるが、縛られはしない。好条件を提示されれば、そのチームに愛着をもつ。外国人選手をどうしても引き留めたければ、他球団に引けを取らない金額を提示するしかないのだ。

 「自分としてはドラゴンズに戻ってきたい気持ちはもちろんある。愛着がある。それに青い血が流れているからね」

 1日に帰国したロドリゲスも、同じことを言った。そう。この言葉に何の重みも感じてはいけない。事実は今季の彼が64試合に投げ、防御率1・64、44ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルに輝いたこと。そして、その好成績ゆえに日米複数の球団が触手を伸ばそうとしているということ。残留がベスト。大リーグならやむなし。だが、ゲレーロやガルシアのようにセ・リーグなら来季は敵となる。拝んでもダメ。すがってもむだ。信じていいのは言葉ではなく契約書である。

 (渋谷真)

 

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