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【ドラニュース】

【若竜実りの秋へ】石橋、柔軟性UPに汗

2019年10月10日 紙面から

中村コーチ(左)の指導を受けながら送球動作を繰り返す石橋(谷沢昇司撮影)

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 絶対に後ろにそらさない−。ドラフト4位ルーキー・石橋康太捕手(18)が掲げる南国でのテーマの一つだ。

 「投手が投げたい球を思い切り投げてもらうには捕手が止めてくれるという信頼感がないといけません。ブロッキングの力を上げるのも宮崎での課題です」

 十分な経験を積んだ1年目。ウエスタン・リーグで計46試合に出場し、7月には1軍に昇格し9日の広島戦(ナゴヤドーム)ではスタメンに抜てき。ドラフト制後、高卒の新人捕手が先発マスクをかぶるのは球団では初の快挙。さらにその試合で勝負を決める2点適時三塁打を放ちお立ち台にも上がった。だが…。

 「最初だけでした」。壁にぶつかった。リード、捕球、送球。少しずつ課題が浮き彫りになる。弱点は時として勝敗に直結することも。7月24日の広島戦(マツダ)。プロ初先発の山本とのコンビで初回にワンバウンドの球を止めきれず失点。「防げた失点。止めていれば勝負は分からなかった」と悔しがった。大野雄ら落ちる球で勝負する投手も多い竜投手陣をリードする上でブロッキング向上は大事になると考え課題の一つに据えた。

 課題克服の鍵は足首と股関節の柔軟性改善。「足首と股関節が硬いから構えが高いんです。ワンバウンドへの対応にも影響が出てるかなと思います」。日常から段差などを使ったトレーニングで柔軟性アップに努めながら、日ごろの反復練習で基本動作を体に染み込ませている。

 南国では細かなプロ意識も学んだ。今回、石橋は宮崎にリストバンドを持ってこなかった。すると中村バッテリーコーチから指摘された。「ワンバウンドした球が手首に当たって骨折でもしたらどうする? せっかくのチャンスがパーだぞ」。けがのリスクは極限まで減らせという中村コーチからのメッセージに「気を配らないといけませんでした」と猛省した。

 宮崎では9日までに7イニングマスクをかぶり無失点。後ろに一度もそらしていない。「来年が勝負だと思っているので」。竜の正捕手への道を鋭い眼光に映している。 (長森謙介)

 

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