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【ドラニュース】

【若竜実りの秋へ】高松、食トレで盗塁増だ!

2019年10月9日 紙面から

高松は50メートル5秒9の俊足を生かすべく、体重アップへ食トレに励む(谷沢昇司撮影)

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 胃袋にご飯を詰め込む。高松渡内野手(20)にとっては食事の時間もトレーニングとなる。「下半身がもっとどっしりすれば、打撃にも走塁にも守備にも生きると思う。体重70キロ目指して頑張ります」。出発前は66キロ。自らに1カ月の“食トレ”を課した。

 体重を増やそうとするのには明確な理由がある。「馬力が足りないんですよね、高松には」。こう話すのは荒木2軍内野守備走塁コーチだ。さらにこう続けた。

 「スタートを切るときの踏み出しが弱い。人工芝はまだ大丈夫だけど土の上だと如実に出る。地面に力を伝えるためにどうすればいいかだよね」

 指摘は早速当たった。7日の巨人戦(サンマリン)。6回2死一塁で代走として起用されたが、けん制に戻りきれずタッチアウト。「滑ってしまいました…」。地面に力が伝わっていないがゆえの結果だった。

 昨季は腰痛の影響でウエスタン・リーグでも3試合の出場にとどまったが、今季は同リーグで計81試合と大きく出場数を伸ばすと打撃で2割7分8厘という結果を残した。9月末には1軍の舞台も経験。2試合に代走として出場したが爪痕は残せなかった。「自分が上で使ってもらうには足をアピールしないといけない」と思いを強くした。

 課題は明白だ。50メートルを5秒9で駆け抜ける俊足が武器なのに、今季2軍戦での盗塁数は5個。さらに10回も刺されており、成功率はわずか3割3分3厘だ。俊足なのに盗塁できない理由はスタート。「切る勇気もないし、切ったとしても一歩目が遅い」。挑戦の場である宮崎では積極的に次の塁を狙いながら体重増にも挑む。食が細く「白米が苦手」というが、寮の先輩・小笠原からご飯のお供として渡された「のりフレーク」を片手に飯をかきこむ。

 8日の西武戦(南郷)では「9番・二塁」で先発出場し、3打数3安打1打点。1盗塁。記録には残らなかったが3度の出塁全てでスタートを切った。「目の色が変わってきたね」と荒木コーチ。唯一無二の存在を目指して−。宮崎での時間を過ごしていく。 (長森謙介)

 

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