トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

山崎武司さん「テラス席ナゴヤドームにも作ろうか!」一発合戦に見えた中日“長打率アップ”の近道

2019年10月6日 紙面から

◇龍の背に乗って <CS特別編>

6月5日交流戦で、デスパイネに勝ち越しソロを浴びがっくりと両手を膝につく大野雄=ヤフオクドームで(黒田淳一撮影)

写真

 本塁打の威力とホームランテラスの効果を見せつけられた。千賀と則本昂。安易に予想した投手戦は、1回から覆された。楽天が先制、同点、決勝の4発。ソフトバンクも同点、勝ち越しの2発。本塁打で動いた試合だった。

 4カ月前の苦い記憶がよみがえる。ヤフオクドームで交流戦を開幕した中日は、3試合で10発たたき込まれて全敗。ソフトバンクは12球団最多タイの183本塁打を放った。西武より多く、中日(90本)の2倍強。ところが、総得点(582)は中日(563)と大差のないリーグ4位に甘んじる。ソフトバンクより本塁打の少ない楽天の方が、総得点(614)では勝っている。

 ソフトバンクの弱みはリーグ最少の四球数(397)、楽天の強みは西武に次いで多い539の四球数だった。この日は申告敬遠を含めて7四球。本塁打で優位に進めた試合だが、勝利を決定付けた9回の5点目は、島内の四球がきっかけとなった。

 シーズン中に何度か書いたが、得点に最も大きく影響するのはチーム打率ではない。長打力プラス選球眼。パ・リーグの総得点順は、チームOPS(長打率+出塁率)の順と完全に一致する(セ・リーグも3、4位が入れ替わるだけ)。来季に向け、中日が最も意識すべき数字はチームのOPSを上げることなのだと、この試合が教えてくれた。そして忘れてはいけないことがある。

 「この球場は意外と飛ぶんだわ。テラス席があるからなおさらね。今日もオコエだけでしょ? スタンドまで飛んだのは。ナゴヤドームもつくろうか!」

 テレビ解説で訪れていた山崎武司さんが笑っていた。飛び交った6本中5本はホームランテラス席。設置前なら二塁打どころかアウトだったのもある。打たれる本数も増えるが、長打率を上げる近道なのは間違いない。

 (渋谷真)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ