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【ドラニュース】

「7番」大島が意地のV弾 G戦5連勝、3位広島に3・5差でCS諦めん

2019年9月18日 23時4分

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 「ノーノー」の悪夢を阻んだ先に、見事な逆転勝ちが待っていた。中日は18日の巨人戦(ナゴヤドーム)で6回まで無安打無得点に抑えられていたが、7回に先頭打者の福田が放ったチーム初安打を機に追い付きムードは一変。5カ月ぶりに「7番」で起用された大島洋平外野手(33)が意地の右越え2ランで勝ち越し、対巨人戦5連勝で3位・広島とのゲーム差を3・5に縮めた。

 鋭角にはじき返された打球がぐんぐんと伸びる。右翼スタンドの最前席に飛び込む決勝2ラン。打った大島はガッツポーズをすることもなく、淡々とダイヤモンドを一周した。ホームを踏んで出迎えたチームメートを見ると、ようやく笑顔でハイタッチを交わして喜びを分かち合った。

 「逆転のチャンスだったので自分でランナーをかえすつもりで打席に入りました。外野は越えるとは思ったのですが、まさかホームランになるとは思っていなかったです」。7回。同点に追い付き、なおも2死二塁。カウント1―1から3球目の内角直球に「うまく反応できた」と体を巻き付けるようにして振り切った。8月16日のヤクルト戦(神宮)以来となる今季2号本塁打。マジック減らしの巨人の思惑を打ち砕いた。

 今度はやられる側として無安打無得点試合が再現されかけた。打線は6回まで巨人の新人左腕・高橋に無安打。14日の同じナゴヤドームでの阪神戦ではチームメートの大野雄が偉業を達成したばかりで、大島は「チームの中でもみんな意識していたと思うけど、福ちゃんがヒットを打って空気を変えてくれた」と流れに乗った。

 プロ生活10年で培った修正力を発揮した。ここまでキャリアハイに迫る打率3割1分2厘、30盗塁を記録。だがここ7試合は29打数5安打の打率1割7分2厘と小さなスランプに陥っていた。「(10日の)広島戦から相手にうまい攻められ方をされていた」と不調の要因を自己分析。この日は1カ月近く担ってきた「1番」ではなく、4月13日の阪神戦(甲子園)以来となる「7番」での出場となったが、胸の内は反骨心の塊だった。まさに大島のプライドをかけたV弾だ。「自分はホームランを打つようなタイプではなくてヒットを2本、3本打つ方がチームに貢献できる。ヒットの延長がホームランの意識ですけどそれがいい場面で出てよかった」

 

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