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【ドラニュース】

山本が無の姿勢で3勝目 ガッツポーズ封印、7回ゼロ封

2019年9月17日 紙面から

中日−DeNA 7イニング無失点で3勝目を挙げた先発の山本=ナゴヤドームで(今泉慶太撮影)

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 中日に自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が復活した。16日、DeNA戦(ナゴヤドーム)に8−1で快勝し、3位・広島がヤクルトに敗れたため。

 希望の光を呼び込んだのは、山本拓実投手(19)。先発で自己最長の7イニングを投げ無失点に抑え3勝目を挙げた。残りは9試合。まだレースは終わっていない。

 ピンチをしのいでも、打線の援護を受けても「無」の姿勢を貫いた。自己最長の7イニングを5安打無失点。開幕前から目指してきた3勝目をつかみ取った山本がまた、たくましさを増した。「昨年、1つ上の藤嶋さんが3勝ということで、その数字を目標にやってきました。むちゃくちゃうれしいです。しっかり自分の真っすぐを投げられれば、多少甘くても大丈夫だと思いました」。

 1回1死一、三塁のピンチを切り抜けて波に乗った。「思い切ってストライクゾーンに投げてこい」。イニングの合間にかけられる木下拓の言葉に導かれ、DeNA打線と真っ向勝負。スコアボードに0を並べた。

 前回5日の巨人戦(東京ドーム)は7回にゲレーロに先制ソロを浴びた。「6回まで投げきって『いける』と思ったら打たれた」。一瞬生まれた心の隙を悔やみ、「何があろうと試合が終わるまでは『無』を心掛ける」と誓った。その思いを強くしたのがロッカールームで偉業を見届けた14日の阪神戦(ナゴヤドーム)。「大野さんは黙々と、淡々と投げていた」。ノーヒットノーランという結果はもとより、表情を変えない姿が印象に残った。

 この日、序盤で大量の援護をもらっても隙は見せなかった。「0−0のつもりで投げていた」。ピンチをしのいでもガッツポーズを封印。「無表情を心掛けていた。それが良かったかはわからないけど、新しい感覚があった」と明かした。

 広島が敗れ、自力でのCS進出の可能性が復活。今後も負けられない試合が続く中、与田監督は「少しずつでも成長してくれればいいし、今勝つために必要な投手として投げてもらっている」と小さな右腕への信頼を口にする。

 

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