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【ドラニュース】

木下拓が攻守で山本援護 3回2点タイムリー&好リード

2019年9月17日 紙面から

中日−DeNA 3回裏2死満塁、木下拓が中前に2点適時打を放つ(黒田淳一撮影)=ナゴヤドームで

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 はい上がってきた男の一振りが試合を決めた。3点差となった3回2死満塁で木下拓。1ボール2ストライクからの4球目。2番手・国吉の真ん中低めカットボールに食らい付く。バットは折れたが、打球は中前に転がった。試合の流れを引き寄せる2点適時打となった。

 「前の平田さんが(申告敬遠で)歩かされていたので絶対打ってやるつもりでした。自分にとってもチームにとっても大きな2点になったと思います」。2回の左前打と合わせ今季6度目のマルチ安打をマークし、守りでも先発・山本ら3投手を好リード。攻守に輝きを放った背番号35はお立ち台で胸を張った。

 ちょうど3週間前、屈辱を味わった。8月24日の広島戦(ナゴヤドーム)。3位との直接対決で序盤から失点。さらに6回2死満塁では代打を送られた。パンチ力のある打撃が持ち味だったはずの男のプライドは砕け、そのまま2軍行きを命じられた。「自分は3、4打席与えられる選手じゃない」。ファームでは目の前の一打席、一球に集中することだけ考えた。

 そしてこの日、巡ってきた好機を一発でものにした。14日の阪神戦(ナゴヤドーム)で加藤が左手を負傷。抹消せず様子見をするため、急きょ呼ばれたのが木下拓だった。昇格後の初マスクを告げられたのはこの日の練習前。「捕手が4人いる状況はほとんどない。懸けるものはありました」。3回の2点打は3週間前に代打を送られた2死満塁で放った。屈辱にまみれた男は同じ状況で意地を見せた。

 

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