トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

中日・小笠原が7回途中無失点! 東海大相模高で優勝した聖地甲子園で快投

2019年8月28日 20時46分

阪神―中日 6回裏を終え、指をさしベンチに戻る小笠原(小沢徹撮影)

写真

◇28日 阪神−中日

 たっぷりと湿気を含んだ空気を力強い直球が切り裂く。今季3度目の先発マウンド。中日・小笠原が2015年、東海大相模高時代に頂点に立った甲子園で躍動した。

 立ち上がり。いきなり先頭の木浪に左前打を許したが、続く近本の強烈なピッチャー返しを抜群の反応で捕球。併殺でピンチの芽を摘むと一気に波に乗っていく。最速146キロの直球を軸に変化球でもカウントが取れる。「とにかく次は長いイニングを投げられるように」。テンポもよく投げ込み、阪神打線に付け入る隙を与えない。

 バットでも見せた。5回、先頭打者として打席へ。1ボール2ストライクから青柳のツーシームを振り抜き、左翼越えの二塁打。プロ入り後、初めての長打を放った。「投手が少しでも打てれば相手にプレッシャーがかかりますから」。時間があればバットを握り、ナゴヤ球場の屋内練習場でマシン相手に打撃練習を繰り返した成果が出た。

 味方がようやく先制してくれた直後の6回だ。過去2度の登板で投げきれなかった一つの壁。1死後に近本に右前打を許し、打席には福留。フルカウントから123キロスライダーで空振り三振。さらにスタートを切っていた近本を女房役の加藤が刺し、ダブルプレーに。虎に傾きかけた流れを断ちきった。

 昨年9月に左肘の遊離軟骨除去手術を受け、さらに春季キャンプ中には左肩痛に苦しんだ。実戦復帰は6月中旬までずれこんだ上、復帰後もなかなか納得した投球ができなかった。そんな中、きっかけになったのが、聖地での登板だった。7月26日のウエスタン・リーグ阪神戦(甲子園)で8イニング3安打無失点。「久々に楽しかったですね」。一気に1軍復帰への道が開けた。

 病み上がりの状況を考慮されたのか、88球を投げ6イニング2/3、3安打無失点で降板。「粘って投げることができたのでよかったと思います」。昨季の開幕投手が本領を発揮しつつある。(長森謙介)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ