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【ドラニュース】

中日・山本拓実「最高」ナゴヤドーム初勝利 スタンフォード式で1軍疲れ解消

2019年8月25日 19時39分

ナゴヤドーム初勝利を決め、ヒーローインタビューで「サイコーで〜す!」と絶叫する山本

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 小さな右腕がビッグスマイルを浮かべた。中日の山本拓実投手(19)が25日の広島戦でプロ2勝目。6回途中2失点の投球には課題もあったが、ナゴヤドームで初めて勝ち、打ってはプロ初安打が適時打に。お立ち台では竜党の喝采の中、喜びを爆発させた。

 同じ相手に2度やられてなるものか―。ちょうど1カ月前に悔しさを味わった19歳の負けん気が白球に乗り移る。2年目の山本が本拠地で初勝利。「なんとか5回まで投げられました。大野(奨)さんが引っ張ってくれましたし、野手のみなさんが打ってくれたおかげです」。今季2勝目をつかみ取った。

 力みが見えた初回。いきなり2点を失う。だが「2回から力が抜けた」とすぐ立て直した。最速147キロの直球を軸にカーブ、チェンジアップで緩急をつけ、広島打線に的を絞らせない。2回以降はスコアボードに「0」を並べていった。

 バットでも見せた。勝ち越した直後の4回2死一、二塁。打席で先輩・柳の助言を思い出す。「しっかり球を見て。転がせば何かある」。1ストライクから低めのツーシームに食らいつくと、打球は三塁手の手前で弾み左前へ。プロ初安打が貴重な適時打。「たまたまです」とはにかんだ。

 5イニング1/3を投げ4安打2失点。プロ初先発した7月24日(マツダ)の対戦で黒星を喫した広島相手に雪辱を果たした。初めてのお立ち台では2度「最高で〜す!!」と絶叫。満面の笑みを浮かべていたが、実は「めっちゃ緊張しました」。本拠地の大歓声を浴びた。

 この試合が5度目の先発。1軍に定着しつつある中で「疲れ方がファームと違う」と感じ取る。そんなとき、自らリサーチして1冊の本を手に取った。「スタンフォード式 疲れない体」(山田知生著、サンマーク出版)。移動や登板後のオフに読み進め、本文中で提唱される腹圧呼吸を起床後と就寝前に実践。「腰がすごく楽になりました」。頭の中は常に野球。1軍での居場所を確保するため、必要な知恵を詰め込んでいる。

 チームは6カードぶりの勝ち越し。与田監督は「初回に2点取られたが、よく修正した。若い選手にはどんどん活躍してほしいし、先々明るい材料は増えてきた」と若手の台頭に目を細めた。

 

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