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【ドラニュース】

梅津が新人初登板から2連勝 近藤真一以来の球団32年ぶり

2019年8月23日 紙面から

中日−巨人 1回表無死、亀井を空振りの三振に仕留め、雄たけびを上げる梅津=ナゴヤドームで(谷沢昇司撮影)

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 デッカイ新人が大きな記録を刻んだ。中日は22日、巨人戦(ナゴヤドーム)でドラフト2位ルーキー・梅津晃大投手(22)が先発で6イニング3失点。チームの連敗を4で止め、快勝に導いた。これでデビュー戦だった12日の阪神戦から2連勝となり、球団史上3人目の初登板初先発からの連勝を飾った。

 セ界の首位を走る宿敵・巨人を竜のドラ2が力でねじ伏せた。「とにかく強気で投げていこうと」。ずらりと強打者が並んでも梅津の闘争心が消えることはない。目の前でのマジック点灯を阻止し、チームの連敗も4で止めた。

 この日の調子は万全とはいえなかった。初回を三者凡退に抑えたが制球にやや苦しんだ。尻上がりに調子を上げた初登板とは逆パターン。回を追うごとに球数が増える展開だった。それでも何とか試合をつくる。187センチの長身から投げ下ろす最速150キロの直球を軸に組み立て、巨人打線を封じていった。

 6イニングを投げ5安打3失点で2試合連続のクオリティースタート(6イニング以上で自責点3以下)を達成。大学時代の通算1勝を超える2勝目をあっという間に手中に。新人で初登板初先発からの連勝は1987年の近藤真一(現・真市)以来、32年ぶり。球団でも3人しかいない快挙だった。

 試合後、口を突いたのは打線への感謝と反省の弁。「野手の方に助けられて勝てたようなもの。今度は自分が頑張って勝てるようにしたい」。味方の得点直後の失点と、4四死球を与えた内容に満足はできなかった。

 プロたるもの常に高みを見据えるべき−。刺激を与えてくれる存在が視線を上向きにさせてくれる。「大学で得たつながりはとても大きいです」。東洋大の同期、DeNA・上茶谷とソフトバンク・甲斐野だけではない。昨年末に招かれた食事で対面したのは同大OBで陸上短距離の桐生祥秀(日本生命)だった。

 世界と戦う桐生の話にくぎ付けになる中、一つの助言が胸に残っている。「これからは何事も自分のためにやれ」。団体競技とて個の集まり。個が磨かれれば集団の力も強くなる。リレーメンバーとして五輪でメダルを獲得した先輩の言葉が胸に刺さった。

 

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