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【ドラニュース】

大島、9年連続本塁打!先制の1号2ラン 最も遅い109試合目も「打率、安打重視です」

2019年8月16日 20時42分

ヤクルトー中日 1回表1死一塁、右越えに先制2ランを放ちダイヤモンドを回る大島=神宮球場で(平野皓士朗撮影)

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◇16日 中日―ヤクルト

 まだ空の明るさが残る初回、大島が快音を響かせて放った打球がライトの頭上を襲った。その打球は、勢いを失うことなく、そのままヤクルトファンで埋め尽くされた右翼席に吸い込まれた。1死一塁、1ボール2ストライクから内角高めのストレートを仕留めた一撃は、ヤクルト先発・小川の出ばなをくじく先制2ランとなった。

 「追い込まれていたけど、うまく反応することができました。初回に先制点を取れて、素直にうれしい」。背番号8は、先制点をもたらしたことを何よりも喜んだ。

 大島にとって、これが今季109試合目にして第1号本塁打となった。プロ2年目から9年連続本塁打を記録したが、109試合目での1号は、プロ入りしてから最も遅い一発だった。それでも、大島は本塁打が出なかったことは、全く気にしていなかった。

 前半戦を終え、オールスター休みのころのある日。それまで1本も本塁打が出ていないことが話題になると、こう話した。「気にしていない。出れば出たでいいし、出なくても別に何とも思わない」。

 何より見据えていたのは、しっかりとヒットを重ねていくことだった。「ヒットが増えて打率が上がった方がいい。率重視、安打重視です」。1月の自主トレの時、今季の目標に打率か安打数で12球団1位になることを目標として掲げていた男は、ホームランには執着していない。

 今季55試合目だった6月6日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)でも、あとちょっとでランニング本塁打という打席があった。本塁クロスプレーはアウト。リプレー検証でも判定は覆らなかった。頭からすべり込み、その左手が先にホームベースに触れているようにも見えた幻の本塁打だった。

 その時も、シーズン1号本塁打を逃したことよりも、チームとして大事な1点を取れなかったことを残念がった。この日はついに、疑いようのない打球で正真正銘の1号を放った。それでも、大島にとっては、先制点をもたらしたことが何よりうれしかった。(井上洋一)

 

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