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【ドラニュース】

周平、竜再浮上へ覚悟の1軍復帰 ヤクルト3連戦「勝てるように」

2019年8月16日 紙面から

打撃練習で汗を流す高橋=14日、ナゴヤドームで(今泉慶太撮影)

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 いよいよ復活の舞台が整った。右手小指の靱帯(じんたい)を断裂し、離脱していた中日の高橋周平内野手(25)が15日、1軍復帰が見込まれる16日からのヤクルト戦(神宮)に向けて東京に乗り込んだ。主将としての責任を胸にチームを勝利に導く活躍を誓った。また14日の阪神戦(ナゴヤドーム)で右手首に死球を受けて途中交代した平田良介外野手(31)も東京へ移動した。

 1カ月ぶりに1軍へ復帰できる喜びよりもまずは感謝。そして何より、主将としての自覚が言葉の中にあふれていた。

 「いろんな方の協力があったのでこんなに早く復帰できたと思います。復帰するだけじゃなくて、チームが勝てるようにやっていかなきゃいけない」

 7月16日の阪神戦(ナゴヤドーム)で一塁への帰塁時に、右手小指を負傷。翌日に名古屋市内の病院で検査した結果、「右小指橈側(とうそく)側副靱帯断裂」と診断された。当初想定されていた復帰時期は「最短で8月下旬」。その想定を1週間ほど上回るハイペースでの復活だ。

 回復を目指すには二つの選択肢があった。保存療法による自然治癒か、再建する手術か。高橋はより早く実戦に復帰できる保存療法を選んだ。後遺症の恐れもある中で選んだ早期復帰への道。「まだシーズンは終わっていない。だからできるだけ早く戻ってきたいと思っていました。それだけ」。言葉に派手さはなくても強い覚悟がにじむ。

 チームの置かれている状況は厳しい。7月18日には10年ぶりの8連勝で2位タイにまで順位を上げるも、直後に8連敗を喫するなど現在はAクラスまで7ゲーム差の5位。13日にはアルモンテが右太ももを痛めて今季中の復帰が絶望的となった。さらに14日には平田が右手首に死球を受けた。平田は骨に異常はなかったものの試合途中で交代する緊急事態。そんな悪い流れの中で、今季覚醒した主将の復帰は明るい知らせだ。

 ただ「復帰即スタメン」となるかは不透明。当初は14日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(タマスタ筑後)で実戦復帰する予定だったが、台風の影響を考慮して福岡への移動は取りやめた。代わりに1軍に合流し、13日から2日連続でナゴヤドームでシート打撃をこなした。高橋は「右手小指の状態? 全然大丈夫です」と話したが、故障してから1カ月間のブランクがある。

 村上打撃コーチは「戻ってくれば戦力になる」と高橋の力を信頼しながらも、16日からのスタメン起用には慎重な姿勢。「バッティングコーチとしては『GOサイン』は出せない。スタートから使うということはないです」と言い切った。

 

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