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【ドラニュース】

中日・大野雄大が1000投球回を達成 好リードの加藤とともに熱投131球 8回途中無失点 

2019年8月13日 23時33分

8回途中まで7安打無失点と好投した先発の大野雄

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 左腕エースの力投は、残念ながら勝利につながらなかった。中日は13日の阪神戦(ナゴヤドーム)を、延長12回の末に0―0で引き分けた。先発した大野雄大投手(30)は7イニング2/3を無失点に抑える好投。史上355人目の通算1000投球回を達成した節目の登板だったが、白星を手にすることはできなかった。

 大野雄はどれだけピンチをしのいでも、表情を崩さなかった。7安打を許し、6四球を与えながらも三塁を踏ませない。8回2死一塁で救援陣に後を託すまで冷静さを保ち、今季最多の131球を投げきると、2戦連続無失点に胸を張った。

 「有言実行ですね。避けるところは避ける投球をできたし、久々に味方が点を取るまでは我慢する投球ができた。ガッツポーズも出ないですし、変に力んでもない。思い描いていたようにステップアップできていると思います」

 球数を要しても無失点に抑える。試合前に掲げたテーマを遂行した。1回に先頭の近本を一ゴロに仕留め、通算1000投球回に到達。「試合に入ったら忘れていました。花束が出てきて思いだした」。それほど集中していた。

 3回2死一、二塁はソラーテを見逃し三振。5回1死一、二塁では福留からツーシームで空振り三振を奪い、続くマルテも遊飛に打ち取った。7回1死一、二塁はマルテを投ゴロ併殺打。8回無死一塁も大山を二ゴロ併殺打に仕留めた。

 「開幕のころより状況判断ができているし、心技体がコントロールできている」。例えば四球を出した後。「次を抑えればいい」と割り切れる。無四球の青柳に投げ負けなかったのは、四球の次の打者を全て封じたことにもある。

 さらに、大野雄が好投の要因に挙げたのが加藤のリードだ。「2軍に落ちる前と全然違う」。4回2死で陽川を3球三振に仕留めた場面。内角直球のサインに2度首を振っても、もう一度同じサインが出たといい「あんなことはなかった」と驚きを口にした。

 その加藤は「きょうは強気に押すところは押して、引くところは引いた。次の打者を見ながら攻めることができた」と汗をぬぐった。以前は試合をつくっても、終盤の一発で逆転を許すこともあったバッテリーが成長。引き分けの中にも大きな収穫があった。(高橋雅人)

1回表終了後、通算1000投球回を達成した大野雄は、花束を受け取る

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