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【ドラニュース】

【ファーム竜情報】松坂が5イニング3失点も 恩師のダメ出しは大歓迎

2019年8月6日 22時41分

ウエスタン・リーグのオリックス戦に先発し、5イニングを3失点の松坂

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 2軍調整中の中日・松坂大輔投手(38)が6日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(オセアンBS舞洲)に先発し、5イニングを3安打3失点ながら7三振を奪い最速145キロをマーク。7月27日のDeNA戦(ナゴヤドーム)ではプロ最短となる3分の1イニング、8失点でKOされたが、この日は横浜高時代の恩師の小倉清一郎元野球部長が観戦する前できっちり修正した。試合は3―5で敗れた。

 高校時代の恩師に勇気づけられ松坂がきっちり修正した。試合前、突然訪れた小倉さんに「試合見てダメ出ししてください」としゃれっ気十分の要望。これに応えた小倉さんが、炎天下のスタンドでじっくり観戦した。

 初回1死二塁。ドラフト1位の高卒新人、太田に139キロの真っすぐを左越えに運ばれた。「彼、全然、タイミングが合ってなかったので、僕がなめたというと言葉が悪いですが…」と苦笑いの松坂。コンビを組んだルーキー石橋と「直球を主体に」と打ち合わせた通り腕を振って最速145キロの直球を投げつつ、その後はカットボールやチェンジアップも試投。7三振を奪った。

 T−岡田からは2奪三振。「名前を見ると力が入ってしまった」と照れた。3回は3連続四球で無死満塁のピンチ。1軍での前回登板の悪夢がよぎったが、2三振と併殺崩れの間の1失点にとどめた。「内野ゴロを打たせようと思ってできたのはよかった」と顔をほころばせた。

 じっくり観察した小倉さんは「カットボールは本当にいい球なんだけどもったいねえなあ。ボール一つ違っていれば」と制球に注文を付けながら観戦。登板後は、球場入り口付近でアイシング中の松坂に「腕を振り下ろすときに縦方向への振りへ」「同じフォームで変化球と直球を投げろ」などと助言。松坂は「思っていたことと同じでした」と恩師からのダメ出しを大歓迎だ。

 1軍でプロ最短KOを喫し、復帰の道が容易でないことはわかっている。「すぐに上でとは思っていませんし、2軍で投げさせてもらっている時にもう1回上げてみたいなという投球をしていきたい」とキッパリ。恩師に励まされ、課題を克服した怪物は終始笑顔だった。 (後藤慎一)

スタンドで観戦する横浜高校野球部元部長の小倉さん

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