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【ドラニュース】

根尾、独占インタビュー2回目 井端のグラブで1年も長く現役を

2019年7月23日 18時7分

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 中日・根尾昂内野手(19)の本紙独占インタビューの第2回は「守備編」。バット選びと比較して、はるかに熟考したグラブ選びだった。ある意味では自らが評するように「優柔不断」だが、見据えていたのは1年でも長く現役を続けるための選択だった。(聞き手・渋谷真)

 −守備の話に入る前に、道具へのこだわりを

 「バットは5月に変えました。85センチで890グラム。大島さんにいただいたのを参考にしました。グラブはプロに入ってから、井端さんに近いタイプです。キャンプからずっと悩んでいました」

 −高校時代に使っていたものとの二択?

 「そうです。高校ではハンドリング重視というか、とにかく捕って投げてアウトにすることしか考えていませんでした。でもプロでは脚を使う方が確率が上がる。年を重ねていったときに、脚が動かなかったらボロが出る。30代でやろうとしても体は落ち際。僕は長くやりたいんです。それならきつくても今、とことん土台をつくらないと」

 −つまり、あえて難しいグラブを選択した?

 「どっちを使うかは先を考えて決めました。高校時代のを今も使っていたら、軽いプレーでそれはそれでうまくいったかもしれませんけど、来年、再来年につながらない。これを使いこなせるようになってやる…。そう考えたときに、今のグラブに決めました」

 −一般社会も含めて、大多数の人間は年齢を重ねた後で「若いころにこうしておけば…」と気が付くのに

 「でも僕、優柔不断なんです」

 −え?

 「選挙(参議院選挙)もそうです。投票所は寮の目の前だし、自分なりに(候補者の)情報も集めました。もちろん、行かなきゃいけないこともわかっていますよ」

 −19歳。初めての選挙。行くと騒ぎになるから?

 「そうではなく、この周り(愛知選挙区)のことをよくわかっていない僕なんかが、1票投じちゃっていいのかなと」

 −僕なんか…。それはもっと候補者の公約や政治姿勢を精査できるのにという意味?

 「そうなんです。むだにしちゃいけないという思いと、僕なんかがという思いで…。複雑な感じでした」

 −うーん…。世の中の大多数の1票よりも、あなたの1票は重そうだ。では守備の話を

 「練習では正面の緩いゴロを捕って、自分の形で投げる。基本が一番の理想です。基本をやって試合に出て、また基本をやる。その繰り返しです。それにノックを受けると足腰が強くなって、打撃にも生きました。打撃練習以外にもたくさんヒントはあるので」

 −プロの打球の速さに戸惑った?

 「打球が強いなと思ったことはあまりないけど、脚がすごく速いとは思いました。捕ったときのランナーの位置が全然違うんです。一歩先、速いランナーなら二歩先。だからボールまでも早く、捕ってからも早く。確実性を維持したまま、できるようにするのは繊細というか難しいですね」

 −自分の気持ちについてきてくれる体にしたいと話したが、それは守備面でも?

 「エラーしたときも、動きながら『もう一歩前だろ』とか、こう動きたいというのは自分でもわかっているんです。イメージと実際に起こることのズレはありましたが、確実に軽い感じのタイプだったのが、少なくなってきたとも思うので、それが練習が身に付いてくれば、成果なのかな」

 

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