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【ドラニュース】

アル勝負強さ炸裂 6回右で同点弾、8回左でV打

2019年7月16日 紙面から

8回裏2死一塁では右中間に勝ち越しの適時二塁打(黒田淳一撮影)

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 5連勝だ! 後半戦白星スタートだ! 球宴が終わったプロ野球は15日、セ、パ両リーグとも再開し、中日はナゴヤドームでの阪神戦に4−2で逆転勝ちした。球宴直前に1軍へ戻ってきたソイロ・アルモンテ外野手(30)が6回に右翼席へ同点ソロを放つと、8回2死一塁では右中間への適時二塁打で決勝点をたたき出す殊勲。9回は、国際大会出場のため16日に日本を離れるキューバ代表のライデル・マルティネス投手(22)が締めくくった。先発の大野雄大投手(30)は6勝目。投打がかみ合い、2位とは1ゲーム差に迫った。

 難攻不落のとりでを打ち砕いた。同点の8回2死一塁。打席にはアルモンテ。「積極的にいこうと思っていた」。その初球、阪神・ジョンソンが投じた内角への154キロの直球を振り抜く。快音を残した打球は右中間を真っ二つに切り裂いた。値千金の勝ち越し適時二塁打。普段は感情を表に出さない助っ人が珍しく二塁ベース上で手をたたいて喜んだ。

 「いい投手なので打てる球をいこうと思っていた。大野さんが素晴らしい投球をしていたから助けられてよかった」。この試合まで計33試合に登板し、わずか3失点だった虎の助っ人右腕を一振りで攻略した。

 ここ一番の勝負強さは1点を追う6回2死で迎えた第3打席にも。2打席連続三振に抑えられた先発・ガルシアの初球、外角高めの147キロのツーシームを右翼ポール際にたたき込んだ。「ガルシアを乗せるとなかなか打てないからね」。4月7日のヤクルト戦(神宮)以来の3号ソロで試合を振り出しに戻した。

 外国人枠の影響で約2カ月半、続いた2軍暮らし。だが常に忘れなかったのは思いやりの心だ。5月上旬の九州遠征。飛行機で移動するファーム本隊とは別に新幹線で向かった。団体行動を嫌ったわけではない。飛行機に乗ると気分が悪くなる症状を訴えたモヤとともに行動するためだった。4時間を超える移動時間にも「米国では日常茶飯事さ」と笑い飛ばした。

 モヤがオリックスに金銭トレードで移籍することが決まった翌日にも電話をかけた。通話の最後に添えたのは「頑張ってこいよ」。新天地へ旅立つ戦友へエールを送っていた。

 

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