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【ドラニュース】

大野雄、耐えて6勝目

2019年7月16日 紙面から

中日−阪神 7回表2死、陽川を空振り三振に仕留め、雄たけびを上げる大野雄(今泉慶太撮影)

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 耐え忍んだ先にあったのは最高の結果だった。代打を送られた8回に味方打線が勝ち越し、6勝目を手にした大野雄。お立ち台で「ひげに感謝ですね」とアルモンテを持ち上げ、声を弾ませた。

 「内容はどうでもいいから、チームに勝ちをつけたいと思って必死に投げました。何とか8回までロースコアで試合をつくれて良かった」

 ブルペンから好調だった。3回は陽川に同点ソロを浴びたが、気を引き締め直す。4回2死二、三塁では梅野を内角への147キロで見逃し三振に仕留めてほえた。勝ち越し点を許した6回も最少失点で切り抜け、8イニングを5安打2失点。113球を投げきった。

 登板2日後の休日も大野雄は自宅で試合を見る。1軍だけではない。「うちの投手を見ています。今なら笠原とか小笠原がどんな球を投げているか気になるので」。そこにあるのは競争相手としてではなく、同僚としてのまなざし。チーム力の向上を願う思いが2軍戦にも目を向けさせる。

 3年目の2013年、ローテに定着。時を同じくして球団は史上最長の低迷期に陥った。「近年は大事な試合を取れなかった」。6年連続Bクラスの悔しさを誰よりも知るだけに、チームの勝利への思いは強い。

 5連勝で2位とは1ゲーム差。「こういう試合でチームを勝利に導けたのは自信になる。落とせない試合が続くけど、個々がやることをやってかみ合えば、取れる試合は増えてくる」。過去6年間とは違う確かな手応えが、今の大野雄にはある。 (高橋雅人)

 

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