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【ドラニュース】

柳、球宴はハム近藤に直球勝負だ

2019年7月12日 紙面から

球宴初出場、横浜高の先輩日本ハム・近藤との対決で直球勝負、交流戦のリベンジを誓った柳

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 プロ野球のマイナビオールスターゲーム2019が、12日に東京ドーム、13日に甲子園で開催される。初出場する中日の柳裕也投手(25)は母校の先輩への直球勝負を宣言。同じく初出場の高橋周平内野手(25)と京田陽太内野手(25)は、一流選手との交流を前に緊張と期待を明かした。

 憧れていた球宴。そのマウンドに立つ日が迫ってくると緊張感が増してきた。「シーズンの試合とはまた違う緊張感があります。マウンドに上がるというよりもベンチの方が緊張しそうで…」と照れ笑いを浮かべる。

 えりすぐりのプロから、さらにトップ選手のみが集まる場所。出場選手の一覧を見て「周りはスター選手ばっかり」と目を輝かせる柳も、胸を張って仲間入りするだけの成績は残してきた。

 前半戦を終えて巨人の山口と並ぶハーラーダービートップの9勝。防御率もリーグ3位の2・73と安定感は抜群だ。「即戦力」として入団して3年目。ドラフト1位右腕が、いよいよその真価を発揮しはじめた。

 一つの持ち味は、相手に的を絞らせない多彩な変化球だ。力と力の名勝負が歴史に刻まれている夏の祭典でも「格好良く真っすぐで勝負できればいいですけど、自分はそういう投手じゃない」と冷静に自己分析。「最高の晴れ舞台。自分の投球ができればいいと思います」。自分らしいスタイルを全国の野球ファンにみせるつもりだ。

 球宴ならではの力勝負をしたい選手が1人だけいる。「どうしても近藤さんには直球で勝負したいですね」。横浜高の一つ年上の先輩、日本ハムの近藤だ。

 今季は6月21日の交流戦(ナゴヤドーム)で対戦。7イニング1失点でチームを勝利に導いたものの、近藤には初回に二塁打を浴びた。楽しみにしていた対戦は悔しさが残った。

 先輩の巧みなバットコントロールは今や、球界最高峰と認められている。柳の直球も評価が高まっている。シーズン前から「トラックマン」のデータで、その直球がチームトップクラスの回転数であることは証明されていた。球場で表示される「初速」と打者の手元での「終速」の差が小さく、表示以上の速さを感じさせる独特の球だ。

 今季は威力が増し、注目度も上昇。セ界を代表する球の一つとして、ひのき舞台で披露できる状況になった。シーズンとは違う勝負を楽しめるのが球宴の醍醐味(だいごみ)。登板は第2戦、甲子園の予定。ときに力で、ときに投球術で、3年目の進化を表現する。 (谷大平)

 

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