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【ドラニュース】

18歳石橋が鮮烈プロ初先発 三塁打&好リード、3連勝呼んだ

2019年7月10日 紙面から

中日−広島 5回裏2死一、三塁、右翼線に2点三塁打を放ち、塁上で雄たけびを上げる石橋=ナゴヤドームで(今泉慶太撮影)

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 中日のドラフト4位・石橋康太捕手(18)が9日、広島戦(ナゴヤドーム)でプロ初スタメン出場すると、1点リードの5回2死一、三塁で右翼線への2点適時三塁打をマークした。プロ初安打は貴重なプロ初打点。ドラフト制後では球団史上初となる高卒新人の先発マスクとなった関東第一高出身の正捕手候補の活躍もあってチームは3連勝。新時代の到来を予感させた。

 決して大げさではない。ファンの夢を乗せた18歳の打球が右翼線ギリギリに弾んだ。プロ初安打は3連勝を引き寄せる2点三塁打。中日の高卒新人捕手ではドラフト制後初めて先発出場し、殊勲打を放った石橋は初のお立ち台でも輝いていた。「すごく不安があったけど、周りの先輩たちに声を掛けてもらって思い切ってできました。すごくたくさんのファンの方の前で野球ができて幸せです」

 5回2死一、三塁の第3打席だった。「前の打席で凡退していたので強い気持ちで入りました」。追い込まれても攻めの姿勢を貫く。1ボール2ストライクからの4球目、遠藤の145キロ外角直球に振り負けなかった。

 1回2死一、二塁は初球をたたき左飛。3回2死三塁では遊ゴロに倒れた。「あそこで打たないと試合が決まってしまうこともある。1回のチャンスをものにできるように」。反省を生かし、見事に結果を出した。

 先発マスクを告げられたのは前夜の試合後。「出るからには絶対に勝ちたい」。しっかり睡眠を取った上で、考え得るあらゆる場面を想定した。19歳の清水と組み、球団史に名を刻んだドラフト制後では球団初となる10代バッテリー。3回までに3点を失い、思い起こした言葉があった。

 「慌てても良いことはない」。6月末に1軍練習に参加した際、伊東ヘッドコーチと中村バッテリーコーチに授かり、高校時代から続けるノートにも記した金言が落ち着きを与える。「慌てずにできることをやり切ろう」。ここから18歳は頼もしさを発揮した。

 5回に自分が要求した内角球が危険球となり、藤嶋が退場しても心は折れない。「藤嶋さんの分も0点で抑える」。1死満塁を切り抜け、6回も無失点。与田監督も「非常に的確な動きで指示を出していた。ルーキーと思えない落ち着きだった」と賛辞を贈った。

 

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