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【ドラニュース】

大野雄、9回力尽きた 竜連敗、交流戦勝ち越しならず

2019年6月20日 紙面から

中日−西武 9回表1死満塁、中村に勝ち越しの中前2点打を浴びる大野雄=ナゴヤドームで(板津亮兵撮影)

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 中日の先発・大野雄大投手(30)が最後に力尽きた。19日に日本生命セ・パ交流戦の西武戦(ナゴヤドーム)で6回まで無失点の力投を見せたが7回、中村剛也内野手(35)に痛恨の同点2ラン。9回にも再び中村に2点適時打を許して逆転負けした。これで借金は今季最多タイの「10」に戻ったが、20日には左ふくらはぎ肉離れで離脱していた平田良介外野手(31)が1カ月ぶりに1軍復帰の見込み。竜の窮地を救う活躍に期待だ。

 渾身(こんしん)の力を込めた内角への148キロで詰まらせた打球は無残にも中前に落ちた。ベンチへ戻る足取りが重い。9回1死満塁で中村に決勝の2点打を浴びた大野雄。頼みの左腕が力尽き、借金は今季最多タイの10に膨らんだ。

 「立ち上がりから飛ばしていって最後は力が残っていなかった。初球のツーシームを見逃されて、1ボールから真っすぐしかない場面。いいところに投げたけど、力負けですね」

 前夜に18安打で16点を奪われた西武打線に真っ向勝負を挑んだ。最速150キロの直球と低めに制球されたツーシームのコンビネーションで6回まではわずか1安打。視察に訪れた日本代表の稲葉監督をうならせた。

 暗転したのは完封も視野に入った7回。先頭の外崎に中越え二塁打を許す。2死三塁までこぎ着けて中村との勝負。3ボール1ストライクからの5球目、外角へのツーシームがやや浮いた。右翼席に飛び込む同点2ラン。痛恨の1球だった。

 「絶対に勝負だと思った。ツーシームは今季1本も本塁打を打たれていない球。勝負したことも選択した球も間違っていない。それが甘く入った」。唯一の失投を捉えられ、「2点リードで勝たなければいけない試合」を追いつかれた。

 味方が8回1死三塁の勝ち越し機を逃した直後の9回も続投。流れを失って迎えた4巡目の上位打線は甘くなかった。源田の中前打と犠打で1死二塁。山川を申告敬遠で歩かせ、森にも四球を与える。最後は中村との力勝負に敗れた。

 「続投も申告敬遠も全て僕の判断。あそこはなんとか乗り切ってほしかった」。9回を大野雄に託した与田監督はそう悔しさをかみ殺し、「追いつかれて勝ち越されたけど、良い状態で投げてくれたと思う」と力投した左腕をねぎらった。

 

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