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【ドラニュース】

清水が父の日5イニング無失点 母の日プロ初勝利に続き好投

2019年6月17日 紙面から

ロッテ−中日 先発し、5イニング無失点の力投を見せた清水=ZOZOマリンで(武藤健一撮影)

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 母の日のプロ初勝利に続く、父の日の3勝目は手にする直前でこぼれ落ちた。救援陣の不調で勝ち星が消えたのは1日の巨人戦(東京ドーム)に続いて2度目。それでも清水に恨み言は一切ない。19歳は自分の課題と向き合っていた。

 「ゼロでいけたのは良かったけど、今回も課題が増えた。いつもと違うマウンドでカーブが一番難しかった。ストライクを欲しがって、リズムをどんどん悪くしてしまった。もっと自分の球を信じて投げられれば」

 最大で13メートルの強風が吹いたZOZOマリン。2日前に完投勝利を挙げた柳のように効果的に使うはずのカーブが思うように決まらない。「次は入れたい」と思うあまり、フォームにもズレが生じ、毎回走者を背負った。

 それでも勝負どころで踏ん張った。2回1死一、二塁は岡を遊ゴロ併殺打に仕留め、3回2死満塁はレアードを遊直。3四球で招いた4回2死満塁も鈴木を一ゴロに打ち取った。5イニングで5安打を浴び、5四球を与えながらも無失点。110球で投げきった。

 小学1年で野球を始めた。幼いころに毎日練習に付き合ってくれたのが父の正巳さん(56)だった。実家はユリ農家。野球未経験の父は愛息のため、作業場の隣にフリー打撃や投球練習ができるようにネットを張ってくれた。

 「お父さんに褒められたい気持ちが強かった。監督やコーチよりもお父さんに褒められる方がうれしかった」。それは今も変わらない。初勝利も褒められはしなかった。この日はユリの収穫で忙しく、球場には来られなかった父。まだ合格点はくれないだろう。

 

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