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【ドラニュース】

必殺火消し人!岡田が今季初勝利 血行障害対策に心もコントロール

2019年6月12日 紙面から

オリックス−中日 6回裏2死満塁、小田を三振に仕留めガッツポースの岡田=京セラドーム大阪で(今泉慶太撮影)

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 今季初勝利にも喜びをあらわにすることはなかった。「任せられた役割を果たせていることに尽きます。明日からも頑張ります」。試合後の岡田が発したのはこの二言のみ。一度も足を止めることなく、帰りのバスに乗り込んだ。

 本人とは違い、結果は雄弁だった。出番は6回だ。阿知羅が2死一、三塁と走者を残して降板し、2番手の谷元が連続四球で同点に追いつかれた。なおも満塁。3番手のマウンドで小田に対峙(たいじ)した左腕は落ち着いていた。

 スライダーを3球続けて追い込む。外角に直球を外して2ボール2ストライクからの5球目。外角低めに制球されたスライダーに相手のバットは空を切った。7回も続投して、三者凡退。相手に傾きかけた流れを引き戻した。

 2017年に手術を受けた左手の血行障害が完治することはない。今季も昇格は5月2日までずれ込んだ。症状は寒さだけではなく、心にも起因するため「自分なりのルーティンがある」と永田トレーナー。心のコントロールも欠かせない。

 維持だけでなく、進化も求めている。昨季はわずか1・7%だったフォークの割合が今季は6・7%。「真っすぐとスライダーだけでなく、もう一つ勝負できる球種を増やしてほしい」という阿波野投手コーチの要求にも応えている。

 血行障害と向き合う投手にとって、フォークは特に制球が難しい。試合前の練習では最後のランニングを終えると、外野でブルペン捕手に座ってもらって延々と投げ込むのも岡田の日課。より精度を上げるための努力を惜しまない。

 

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