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【ドラニュース】

武山、雄たけび今季初安打の同点弾 試合出られぬ日々も振り続けた

2019年6月7日 紙面から

ソフトバンク−中日 8回表無死、同点ソロを放ち雄たけびを上げる武山=ヤフオクドームで(黒田淳一撮影)

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 狙っていた。「真っすぐ1本を待っていました」。ほぼ真ん中にきた真っすぐに対し、武山が思い切りバットを振り抜いた。「打った瞬間、入ったと思いました」。打球はグングン伸び、ホームランテラスを越えた。最後は左中間スタンドへと達した。

 1点を追う8回だった。7回裏からマスクをかぶり、先頭でそのまま打席に入った。大竹が制球を乱し、3ボール1ストライク。打ちにいった1球を、見事仕留めた。2017年8月20日の阪神戦(ナゴヤドーム)以来2年ぶりの一発は、プロ通算5本目のアーチ。今季初安打が、周囲もビックリの1号同点ソロという形で飛び出した。

 1軍では加藤が、2軍ではルーキーの石橋が積極起用されている。5月26日に1軍昇格するまで、2軍戦でも試合になかなか出られなかった。実際、この日まで1軍で6打席、2軍でもわずか9打席。それでも鏡の前やマシン相手に黙々とバットを振り続けた。「出番がなくてもやることは変わらない。出番が来たら、若い子たちに火を付けるようにするだけ」。その姿勢が1軍の大舞台での結果に結び付いた。

 今季から中村バッテリーコーチが就任した。愛知県出身の武山にとって、子どものころから憧れの存在で、横浜時代の指導者でもある。「自分のいいところ、悪いところを知ってくれているので大きい」。捕手としての土台を作り上げてくれた恩師の下、再出発、さらなる飛躍を誓った。それは行動にも表れた。年明けの自主トレ。場所は明かさないが、海外へと飛んだ。雑音をシャットアウトし、これまでにないほど自身を追い込んだ。

 

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