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【ドラニュース】

直倫、代打満塁ホームラン 交流戦悔幕も希望の光

2019年6月5日 紙面から

ソフトバンク−中日 6回表1死、代打満塁本塁打を放ち奈良原コーチ(左)とタッチを交わす堂上(今泉慶太撮影)=ヤフオクドームで

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 プロ野球の日本生命セ・パ交流戦が4日、各地で15年目のシーズンが開幕。中日はヤフオクドームでソフトバンクと対戦して惜敗した。3連敗で借金は今季ワーストの7となり5位に転落。交流戦開幕はこれで4年連続黒星と苦しい船出となったが希望の光は堂上直倫内野手(30)。5点を追う6回1死満塁から代打で出場し、球団では史上12人目となる代打満塁本塁打を放った。

 4年連続の交流戦黒星スタートで借金は今季最多の7に膨らんだ。柳田も上林も、岩崎もサファテもいないソフトバンクに層の厚さを見せつけられた。それでも一方的にやられたわけではない。序盤の劣勢から一転、接戦に持ち込んだのは堂上のバットだった。

 「チャンスで代打に送ってくれたので、期待に応えたかった。最高の結果です」

 5点を追う6回だ。1死から加藤が敵失でチーム初出塁。京田が初安打となる中前打を放ち、ノーヒットノーランも免れた。遠藤も左前打で続いて満塁。そして今季初スタメンの亀沢に代わり、代打で起用された。

 「序盤から真っすぐが多かったので、真っすぐしか狙っていなかった」。バンデンハークの150キロを超える直球との勝負。フルカウントからファウルで2球粘る。8球目の151キロをついにとらえた打球は左翼席に飛び込んだ。

 「コンパクトにいくしかなかったので、それが良かった」。プロ初の代打本塁打にして、自身最多タイとなる6号は起死回生のグランドスラム。4月13日の阪神戦(甲子園)に続くシーズン2本目の満塁弾は中日では2006年のウッズ以来だ。

 1月下旬、ニュースのある言葉に目を奪われた。「お互いチームのためにやる。僕は僕で立場があるわけですし、与えられた場所で貢献するだけ」。発したのは巨人の亀井。FA加入した丸に対するコメントだった。

 「亀井さんの言葉が胸に刺さったんです。実力は違うけど、僕も同じような立場。レギュラーで出たい気持ちはもちろんあるけど、チームのために貢献しようと」

 ちょうどドラフト1位の根尾が入団し、京田との遊撃手争いに世間が注目していた時期。亀井の言葉を胸に黙々と準備を整えた。開幕スタメンを勝ち取った遊撃を京田に譲った今もそう。「代打の時も自分の中で準備の流れがある」。代打も二塁も一塁もこなす。

 

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