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【ドラニュース】

ドラゴンズ6年ぶり神宮3連勝 堂上の連発が呼んだ!劇的ドラマ

2019年5月27日 紙面から

ヤクルト−中日 4回表1死、堂上が中越え本塁打を放つ=神宮球場で(七森祐也撮影)

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 壮絶なアーチ合戦で鬼門を打破した。中日は26日、苦手神宮でのヤクルト戦で堂上直倫内野手(30)が初の2打席連続本塁打。ヤクルトに3者連続アーチを打たれたものの、高橋、モヤも一発を放って計4発で逆転した。堂上は2戦連発、1試合2発も初。遊撃スタメンの抜てきに応え、神宮では実に6年ぶり、そして今季初となる同一カード3連勝を飾った。

 3点を先制された直後。漂いかけた嫌なムードを振り払ったのは、堂上のバットだった。2回の攻撃。2死二塁。マウンドには今季1号アーチを見舞っている高梨。「真っすぐを待っていた」。1ボールからの2球目、高めの直球を強振した。竜党が陣取る左翼席に、反撃ののろしとなる4号2ランをぶち込んだ。

 25日のヤクルト戦に続く自身初の2試合連発。これだけでは終わらない。点差を4点に広げられて迎えた4回。高橋がソロを放った後の第2打席。今度は3ボールから迷いなく打ちにいった。サインは打て−。打球はグングン伸び、バックスクリーンに直撃した。

 5号ソロ。2打席連発はもちろん、1試合2発も初の体験だった。「しっかり振れているので、続けていきたい」と照れ笑いを浮かべた堂上。打線に火をつけ、与田監督も「今日みたいなゲームをものにできたのは大きい」と語る、会心の白星への流れつくった。

 壮絶な打ち合い。3回には清水が3者連続本塁打を食らった。負けじと堂上が2発でけん引し、高橋とモヤもアーチをかけた。4発をお返ししての逆転勝利。今季初の同一カード3連勝、6年ぶりの鬼門・神宮4連勝。この1勝は大きい。

 昨オフにバットをスムーズに出すために打撃フォームを改造した。キャンプから結果を残し、京田VS根尾の遊撃争いに割って入り、一気に開幕スタメンを勝ち取った。しかし、いつしか京田に取って代わられ、二塁に主戦場を移すと、台頭した阿部の後塵(こうじん)を拝した。それでも黙々と牙を研ぎ続けた。

 24日の試合前練習が転機となった。伊東ヘッドコーチから、右肩が下がり伸び上がるように打つ悪癖を指摘された。「上体が下から(上に)いく癖がある。ホームランバッターじゃないのに打球が上がりすぎていた。だからライナーやゴロを打て、とね」と伊東ヘッドは言う。これがばっちりはまり、2試合3発につながった。

 年明け早々の1月2日。ナゴヤ球場屋内練習場で汗だくになり打ち込む堂上の姿があった。「僕の場合は打席に入るとき、不安を取り除けるか、それだけ。そのためにも打たないと。やれることをやって、ダメなら仕方ない」。不退転の決意を見せていた。そして振って振って振りまくった。

 

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