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【ドラニュース】

あと一打が…竜9回反撃及ばず 新たな天敵対策が重要課題に

2019年5月22日 紙面から

広島−中日 9回表1死一、二塁、高橋が左中間に適時二塁打を放つ(川北真三撮影)=三次きんさいスタジアムで

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 猛追も、あと一歩及ばなかった。中日は21日の広島戦(三次=みよし)に2−3で惜敗。3点を追う9回に福田永将内野手(30)の本塁打と高橋周平内野手(25)の適時打で1点差に迫ったが、反撃はそこまで。7イニング2失点と好投した大野雄大投手(30)の力投も報われなかった。こうなれば、土壇場の粘りを次の試合につなげ、上昇気流に乗っていくしかない。

 スタンドがほぼ真っ赤に染まった三次きんさいスタジアムで、左翼の一角にわずかながら陣取った竜党が盛り上がったのは9回だ。0−3とゼロ封負け目前だったが、ここから必死に粘った。

 まずは福田だ。攻撃的な2番として起用されている男が、1死から左翼席へ飛び込むソロ本塁打でのろしを上げた。「打ったのはスライダー。いい打撃ができたと思う」。並んでいたビシエドを抜き、チーム単独トップとなる7号本塁打が、それまで沈黙していた打線に火を付けた。

 続く大島の二塁打とビシエドの死球で1死一、二塁。ここで、好調な高橋が会心の一撃を放った。1ボール2ストライクと追い込まれながら、厳しいところに来た内角速球を4球連続ファウル。粘りに粘ってカウント2−2からの9球目、真ん中のスライダーに食らい付いた。「追い込まれていたので、打てて良かった」。左中間を破る適時二塁打で1点差に迫った。

 ただ、ここからが続かない。1死二、三塁では京田が三邪飛。代打の堂上が四球を選んだ直後の2死満塁では、代打の松井雅が三ゴロに打ち取られた。犠飛でも同点、一打出れば逆転という状況になりながら、あと一本が出なかった。1点届かず、借金は今季最多タイの5に逆戻りした。

 もっとも、この展開を招いたのは野村を打ちあぐねたことだった。2回までに3安打を放ちながら、あと一本が出ずに無得点。3回から7回までは1人の走者も出すことができなかった。与田監督は「いい投球をされたが、何とか先に点を取っておかないと、なかなか(攻撃の)リズムをつかむというのは難しい」と唇をかんだ。

 今季4度目の対戦だった野村には、これで3勝目を献上。新たな天敵となりつつある右腕への対策が重要になるだろう。

 

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