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【ドラニュース】

進化の柳が真価8回12奪三振 魅せた6連続K!右の大黒柱へ

2019年5月12日 紙面から

中日−阪神 8イニング12奪三振の好投で今季3勝目を挙げ、試合後スタンドに向かって声援に応える中日・柳=甲子園球場で(中嶋大撮影)

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 中日・柳裕也投手(25)が11日の阪神戦(甲子園)で、8イニングを無失点、3年目で自己最多、初の2桁となる12三振を奪い、チームを5−1の快勝に導いた。3勝目は、過去2年の計3勝に早くも並び、成長を数字で証明した形。打線も6番から5番に昇格した高橋周平内野手(25)が先制にダメ押しに3打点と活躍だった。12日は、若武者の2年目、清水達也投手(19)を先発させ、6カードぶりのカード勝ち越しを狙う。

 8イニングを5安打無失点。2度目の完封はならずとも、進化を十分に見せつけた。128球。球団記録にあと1と迫る6連続を含む12奪三振。3勝目。いずれも自己最多を塗り替え、連敗を止めた柳はヒーローインタビューで胸を張った。

 「打たれても、次の打者をしっかり抑えることを心掛けた。落ち着いて投げられたのが良かったし、心と体をうまくコントロールできました」

 4日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)は野選から崩れ、初黒星を喫した。精神的な未熟さを痛感した3日後に接したのが大野雄の完封劇。「打たれても味方がミスをしても淡々と投げている。これがチームの中心にいる投手の姿」と学んだ。

 生かしたのが5回。京田の悪送球で先頭の梅野を出した。2死から代打の高山に右翼線を破られて二、三塁。試合前の時点で6打数3安打と打たれている近本を迎えても、表情は変えなかった。淡々と内角を突き、内角低めへの141キロで遊直に打ち取った。

 今季、阿波野投手コーチが投手陣に説く言葉がある。「1年間投げようと思うなら、常に進化しないといけない」。精神面だけではない。大野雄が球をより前で放せるようになったのが好例。柳も技術的に進んでいた。

 開幕後に習得したシュートに続き、この日は従来よりも曲がりの大きいスライダーを解禁。12奪三振は直球とカーブ、チェンジアップの緩急に加え、横の変化も駆使してホームベースを広く使った結果だった。

 阿波野コーチは「多彩でありながら、かつ緩急を使えることで相手打者は絞りづらい。効果が早速出た」と評価。与田監督も「コースを幅広く、高低を突くように投げていた。完投させたいような投球だった」と賛辞を送った。

 

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