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【ドラニュース】

【龍の背に乗って】グラウンドとは別の「誠也欠場」めぐる情報戦

2019年4月24日 紙面から

 同点犠飛の長野、勝ち越し本塁打の磯村、そしてサヨナラ打の小窪。打たれた3人は、いずれもレギュラーではない。開幕から苦しんだとはいえ、広島の戦力層は相変わらず厚い。

 その一方で、不動の4番・鈴木が欠場した。試合前のウオーミングアップが終わったところでグラウンドから消え、打撃練習、シートノックも不参加だった。試合後も含め、広島は情報を管理し、欠場理由を一切明かさなかった。

 中日ベンチはというと「先発を外れるという情報は、かなり早くから伝わっていました」という話を聞いた。ところが、広島はベンチ入りメンバーには入れてきた。つまり、そこから先は、グラウンドの戦いとは別に「代打なら出られるか、出られないのか」という情報戦が継続されたのだ。

 「ボルトが埋め込まれていた(古傷の)足首なのか、それともインフルエンザがまん延しているので、文字通りの体調不良なのか…。代打ならどうなのか。恐らくなかったとは思いますが」

 試合中はベンチ入りする広島担当の鈴木義広スコアラーは、代打出場の可能性を排除せずに試合を見守った。7回に大野雄が招いた2死三塁のピンチも、ネクストバッターズサークルでバットを振っていたのは会沢だった。サヨナラで終わった9回も、最初から準備していた西川、安部がそのまま代打で登場した。

 少なくともモニター画面に鈴木の姿が映ったことはなく、中日ベンチからも最後まで確認できなかったようだ。この日に限れば鈴木は「張り子の虎」だったということになる。ただし、24日もそうとは言い切れない。

 「だって昨日(22日)は元気に練習していましたからね」とは鈴木スコアラー。たぶん張り子だと思っても、手を出せばかみつかれそうで怖い。こんな選手がいるのもまた、広島を侮れないところである。

 (渋谷真)

 

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