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【ドラニュース】

竜打一丸、今季初の連勝 遠藤、2番起用に応えた

2019年4月13日 紙面から

阪神−中日 1回表1死二塁、打者アルモンテのとき、暴投で三塁に滑り込む遠藤=甲子園球場で(小沢徹撮影)

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 中日・与田剛監督(53)のさい配がまた的中した。平田良介外野手(31)を右手首痛で欠いた12日の阪神戦(甲子園)、スタメン「2番・右翼」に抜てきした遠藤一星外野手(30)が1回に二塁打&好走塁で先制のホームを踏むなど、打線組み替えが大当たり。9−4で勝ち、勝率5割に戻した。

 オーダーから平田の名前が消える非常事態。開幕から全試合スタメン出場してきた打線の中核が欠けた。昨年までなら一気にチーム力が落ちてもおかしくなかった。そんな苦境も与田監督は乗り越えてみせた。

 「出た選手たちが結果を残してくれる。我々は日々、(コーチ陣と)相談をしていきながら、選手を決めているけど、本当に選手の頑張りの一言に尽きる」

 指揮官は試合後、ナインをたたえた。この日は打線を大幅に組み替えた。いや、組み替えざるを得なかった。10日の巨人戦で右手首を痛めた平田を休ませたのは与田監督自身だった。

 「前回のゲームの時に少し右腕に痛みが出た。本人もバッティング練習をしていたように、出る気でいた。でも、今、あまり無理させる時期ではないので。大きなケガになってはいけないから、こちらからストップをかけた」

 長いシーズンを考えての決断。2番・右翼に遠藤を起用した。開幕から12戦で9通り目のオーダー。動けば、選手が応えるのが与田竜だ。

 初回、1死からその遠藤が右翼線二塁打。相手の暴投と失策が絡み、先制点を生み出した。これまでも抜てきが見事に当たっていた指揮官のタクト。キャンプから選手の動きを注視し、くまなく見てきた。だから神通力は衰えない。打線は機能し、ビシエドの2発に9回の猛攻もあり12安打9得点。指揮官も「野手がよく打ってくれた」と感心するほどだった。

 与田監督が現役最後に着たのは阪神のユニホームだった。2000年のたった1年間。それでも特別な感情はある。楽天投手コーチだった17年に甲子園に来ているが、監督としては初だった。足を踏み入れると、「1年だったけど、現役最後の年にお世話になった球団。自分は(2軍の)鳴尾浜にずっといたんだけど、みんな応援してくれたよ」と少し感傷に浸った。そして「まだ一度も連勝がない。ここで連勝して、勢い乗りたいね」と口元を結んでいた。

 

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