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【コラム 米山みどりのゴルフの素】

SWアプローチ狙った場所にしっかり落とす バンス生かして手首返さない

2013年12月19日 紙面から

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 アプローチのレッスン編第3弾は、サンドウエッジ(SW)によるアプローチです。先週のピッチ&ラン(P&R)の応用編になります。ボールを止めたい時に有効なアプローチです。

スピンを効かす

 SWは、もっともロフトのあるクラブで、だいたい56度から58度の間までをさします。いつものようにスイングするだけで、ほかのクラブよりボールが高く上がって、しかもスピンが効いて止まるようにできてます。

 必要以上に高く上げてやろうとか、止めてやろうとか意識すると、体に余分な力が入ってしまいます。これがミスにつながります。クラブに仕事をさせ、自分はリズムよく振ることを考えてください。あとは先週のP&Rと同じです。特にSWはバンスを利用するクラブです。ですからインパクトからフォローにかけて手首を返さないでください。アプローチショットすべてに言えることですが、SWを使う時も手首を返さず、バンスを効かして、ハンドファーストを最後まで維持しながらフィニッシュまでもっていくとうまく打てます。アドレスからフィニッシュまで、一貫してヘッドの位置はグリップより後ろにしてください。

 フルスイングではないので、フィニッシュもしっかり止める位置を決めてください。フィニッシュをしっかりととるという意識は大切です。振り幅を決めるというのは、テークバックだけじゃなく、ボールインパクトからフィニッシュにもっていくまでを指します。フィニッシュを決められるとかっこいいし、そんなゴルファーはやっぱり上手です。

スピードは一定

 アプローチは特に狙った場所に落とすことが大切です。そのためにはヘッドスピードのコントロールが必要です。速く振る必要はまったくありません。常に一定のスピードを保ちながら、ボールの芯を捉えることができれば、ボールは常に一定の場所に落ちるはずです。ヘッドを走らせる必要がないこのアプローチショットで、ヘッドのコントロールを覚えてください。一定のスピードで狙ったところにボールを落とす。ターゲットゲームというゴルフの本質を学ぶレッスンにもなります。これができるようになれば、フルスイングをしても、ヘッドの軌道が安定して、スイングプレーンにのるようになります。 (毎週木曜日掲載)

 米山みどり(よねやま・みどり) 1976(昭和51)年5月9日、愛知県豊橋市出身の37歳。160センチ、58キロ。小学校では剣道で5、6年全国大会優勝。ゴルフは13歳から始め、1995年に日本女子アマで優勝。愛大を中退し、1998年にプロテスト合格。1999年のフジサンケイレディスクラシックで初優勝。引退した2011年シーズンまで13年間シードを確保した。ツアー通算7勝。

取材協力 京和カントリー倶楽部 愛知県豊田市中立町井ノ向7−1 (電)0565(98)3535

●パッと教えて

Q:スイングを基礎から学ぼうとして、腰から腰のスイング練習をしています。その際に気をつけることって、ありますか? (茨城県鹿嶋市在住の男性ゴルファー)

A:腰から腰のスイングは、フルスイングにも通じる基本中の基本となるものです。ぜひ、続けてください。大切なのは感じることです。ヘッドがどう動いたらボールを捉まえられるのか。腰から腰なら、ヘッドの動きが目で確認できる範囲で動くので、それを意識して、丸く振ってみてください。プロでもこの練習は本当によくします。わたしもしました。スイングの原点ですね。大切なのは続けることです。腰から腰までを意識して振るだけ。ちょっと退屈ですが、我慢してやるだけの価値はあります。これからもずっと続けてください。

■みなさんの質問を募集しています。「飛ばない」「スライスしてしまう」「だふる」「砂を見るのもいや」などなど。米山みどりさんがプロで培ったノウハウで、あなたの悩みを解決します。メールアドレスはspo-golf@chunichi.co.jp FAXは052-231-0628

(毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「道具の使い方」と「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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