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【コラム 米山みどりのゴルフの素】

アイアン感覚で高弾道 UT 非力なゴルファーに強〜い見方

2013年10月10日 紙面から

 先月のフェアウエーウッドの振り方に続いて、今週はユーティリティー(UT)の振り方をレッスンします。最近、女子プロでもこのUTをバッグに数本いれてます。コツさえ覚えれば、アマチュアゴルファーの強い味方になりますよ。

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別名ハイブリッド

 UTの振り方をレッスンする前に、そもそもUTとは何かを説明します。フェアウエーウッド(FW)は、読んでそのまま、フェアウエーから打てるウッドのことで、フェースの形状もドライバーを少し小ぶりにしたようなものになります。それに対してUTは、そのFWとアイアンのよさを足したものと考えてください。ですから、UT発祥の地である米国ではユーティリティーと呼ばず、二つのいいところをミックスしたという意味で、ハイブリッドという呼び方をします。

左に曲がりやすく

 アイアンのような感覚で振ることができて、FWのような高弾道の球が打てるものです。スイングスピードのないゴルファーにとって、とても強い味方になります。

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 UTはヘッドがアイアンよりソールが広く滑ることが特徴。一方、FWと比べると、フェースが小さく、同じように左をむいているため、さらにつかまりやすくなります。

 そのため左に曲がりやすいのがUTの特性です。力のある男性は、とにかく力まかせに振らないことが大切です。そして左に曲がるクラブだということを計算に入れて、目標を決め、アドレスをしてください。丸くラウンドしたソールはアイアンと比較しても接地面積が狭いため、ちょっとしたラフからでも草の抵抗を受けず、安心して高い弾道の球が打てます。

 逆に力に自信のない女性は、ヘッドの重さを生かして、少し打ち込むように振ることを意識してください。スイングスピードのない男性も、ボールを右よりに置けば、自然と打ち込むようなスイングになります。

多彩なロフト角

 UTはその出自から、非常に種類が豊富です。アイアンに限りなく似たものから、ほとんどFWのようなものまで、たくさんあります。メーカーによってつける番手がまちまちなのもUTの特徴の一つです。FWはロフトの角度によってどのメーカーでも番手はほとんどいっしょです。でもユーティリティーは、メーカーによってほんとうにバラバラです。

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 最近は21度とか24度といったロフトのUTまで出ています。アイアンのように振りやすく、FWのように高く上げやすいUT。女性は少し打ち込む意識、男性は右から左に曲げていくイメージで、UTの特性を引き出してください。

 米山みどり(よねやま・みどり) 1976(昭和51)年5月9日、愛知県豊橋市出身の37歳。160センチ、58キロ。小学校では剣道で活躍し、小学校5、6年で全国大会優勝。ゴルフは13歳から始め、愛大在学中の1995年に日本女子アマで優勝。愛大を中退し、1998年にプロテスト合格。1999年のフジサンケイレディスクラシックで初優勝。引退した2011年シーズンまで13年間シードを確保した。ツアー通算7勝。

取材協力 京和カントリー倶楽部 愛知県豊田市中立町井ノ向7−1 (電)0565(98)3535

●パッと教えて

 Q:ラウンドの途中でシャンクが出て大崩れします。どうしたらいいのでしょうか。 (東京都文京区YK)

 A:シャンクとはクラブのフェースではなく、ネックにボールが当たって、極端に右に飛び出す現象のことです。ソケットともいいますね。確かにこれが出ると、スコアは一気に崩れてしまいます。極端なインサイドアウトの軌道と、手元がアドレス時より、インパクトで体から離れてしまっていることが原因です。

 そんな時は少しアウトサイドにテークバックをしてください。そしてアドレスからインパクトまで左の小指に力を入れて振ります。小指に力を入れることによって、手が体の近くを通るようになるので、シャンクを防ぐことができます。

■みなさんの質問を募集しています。「飛ばない」「スライスしてしまう」「だふる」「砂を見るのもいや」などなど。米山みどりさんがプロで培ったノウハウで、あなたの悩みを解決します。メールアドレスはspo-golf@chunichi.co.jp FAXは052-231-0628

(毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「道具の使い方」と「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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