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【コラム 米山みどりのゴルフの素】

ドライバー短く持とう 効果は絶大 最低でも指3本分

2013年9月5日 紙面から

 ティーショットでは、必ずしもドライバーを持たなくていいというレッスンを、以前しました。今週は賢いドライバーの使い方をレッスンします。振り回すだけがドライバーではありませんよ。

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打ち急いじゃダメ

 特にアマチュアゴルファーにとって、スコアにドライバーが占める要素って大きいですよね。プロと違って、アマチュアの方は、ドライバーで大きくミスする可能性が高く、それをきっかけにスコアを崩していく傾向があります。

 先に断っておきますが、実はプロだってミスはします。ただ、そのミスの仕方がうまくて、大けがにつながらないだけで、プロにとってもドライバーは最もショットが散るクラブなのです。

 大切なのは散らないように持つこと。振ること。そのためにお勧めなのは、ドライバーを「短く持つ」です。短く持つ効果は、たくさんあります。短く持って、ボールに近づくだけで、精神的に相当に余裕が出ます。いきなりボールにちゃんと当たるような気持ちになるのです。この精神的な余裕が、スイングにいいリズムをもたらします。そして実際にミート率も上がります。ショートアイアンを振りにくいと感じるゴルファーって、あまりいませんよね。短いシャフトになればなるほど、振りやすくなって、芯にヒットする確率も高くなります、これが第2の利点。第3の利点は、メリットというよりも、デメリットにならないという意味で書きますが、実は短く持っても飛距離はほとんど落ちないという点です。

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 短く持てば持つだけ、ゆっくり振ってもヘッドの走りがよくなります。ヘッドスピードが上がるというよりも、グリップが余る分、カウンターが効いて走りがよくなるのです。だから思ったより距離が落ちないのです。女子ツアーきっての飛ばし屋といえば、福嶋晃子さんです。晃子さんの飛びは、かつての女子ツアーの中では異次元でした。天性の飛ばし屋も、ドライバーは指3本分ほど余して振っていました。

 コツは打ち急がないこと。短く持つ分、シャフトの剛性が高くなって、しなりにくくなります。ですから、いつも以上にゆっくり振らないと、左へのひっかけが出やすくなります。最後に大胆に短く持つこと。指1本分なんて、短く持ったうちに入りません。思い切って最低でも指3本分くらいは短く持ってください。効果は絶大。ぜひ、次のラウンドで試してみてください。

 (毎週木曜日掲載)

 米山みどり(よねやま・みどり) 1976(昭和51)年5月9日、愛知県豊橋市出身の37歳。160センチ、58キロ。小学校では剣道で活躍し、小学校5、6年で全国大会優勝。ゴルフは13歳から始め、愛大在学中の1995年に日本女子アマで優勝。愛大を中退し、1998年にプロテスト合格。1999年のフジサンケイレディスクラシックで初優勝。引退した2011年シーズンまで13年間シードを確保した。ツアー通算7勝。

取材協力 京和カントリー倶楽部 愛知県豊田市中立町井ノ向7−1 (電)0565(98)3535

●パッと教えて

 Q:ミドルアイアンやショートアイアンで特にその傾向が強いのですが、狙ったところより、決まって左にいってしまいます。何とかならないものでしょうか。 (横須賀市悩めるゴルファー)

 A:そもそもミドルアイアンや、特にショートアイアンは、構造上、左に行きやすいようになっているんです。スイングがたて振りになればなるほど、つまりシャフトが短くなればなるほど、ボールの出球はライ角の影響を受けやすいからです。だからライ角を少しだけフラットにしてもらうという対策が有効です。ただし、最近のクラブはつかまりをよくする工夫がたくさんあるので、実はライ角をフラットにすればするほど左にでやすいというこれまでと真逆のクラブまで出始めました。その時は、クラブを調整する人に相談するのが一番です。もう一つ手先で操作をしすぎてボールをインパクトでこねてしまっている可能性もあります。その時はグリップを少し太くするのも、ひっかけ対策になります。

■みなさんの質問を募集しています。「飛ばない」「スライスしてしまう」「だふる」「砂を見るのもいや」などなど。米山みどりさんがプロで培ったノウハウで、あなたの悩みを解決します。メールアドレスはspo-golf@chunichi.co.jp FAXは052-231-0628

(毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「道具の使い方」と「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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