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【コラム 米山みどりのゴルフの素】

同じスイングできることが基本 ティーの高低で弾道変わる

2013年8月8日 紙面から

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みどり流ティーアップ

 ティーショットのレッスンの第3弾は、ティーの高さについてのレッスンです。基本から応用まで、ティーの高さについて教えます。

基本は同じ高さ

 ティーの高さ、みなさん、どう考えてますか? 基本から教えます。まずはティーの高さをいつも同じにしてください。最近はブラシ式のティーとか、段差などストッパーのようなものがついているもので、高さを一定にそろえられるティーを売っています。慣れるまではそれを使うことをおすすめします。

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 わたしの場合は握りで調整していました。ティーを自分に合った高さにしたかったので、高さがあらかじめ決められているタイプのものは使いませんでした。手のひらの親指の腹にボールが当たるように握り、ティーの先端を人さし指と中指ではさみます。親指の腹と指ではさんだ長さが、そのままティーの長さになります。それを常に一定にするようにしていました。この高さをいいかげんにすると、同じスイングをしても、毎回当たる場所が変わって、うまくヒットできません。

 クラブのフェースというのは、思っている以上に、わずかな差に敏感です。1ミリ当たるところが違うだけで、ボールの飛び方がまるで違ってきます。

 特にティーの高さに関わるクラブといえば、ドライバーですよね。ドライバーのスイートスポット(芯)の範囲の中でも、上と下でボールのスピン量が変わって、それがそのまま距離に直結します。

風向き合わせ高さ変えよう

 それを利用して、例えば向かい風の強い日、追い風の強い日などで微妙にティーの高さを変えていきます。これが応用編になります。

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 ボールは基本的にスピン量が少なければ少ないほど飛びます。スピン量を抑えるためには、フェースの中心から上でボールを当てることです。だから飛ばしたい時は、ティーを高めにして、芯の中心から上あたりに当たりやすいようにします。いつも以上に、フェースに角度がついて高い弾道になり、かつ、スピン量を抑えることで距離が出ます。

 逆に向かい風が強い時は、少しくらいスピン量が増えてもいいから、ボールの弾道を低く打ちたい。その時は、ティーを少し低くします。ただし、程度が大切です。打ちにくいほど低くしないこと。

 高くする時も、低くする時も、うまく打つコツは、いつもと同じようにスイングをすることです。アベレージゴルファーほど、スイングをしている最中に何かをしようとします。ゴルフのコツは、スイングはいつもと同じようにして、スタンスを工夫したり、ティーの高さを工夫して、弾道を変えることです。まずは自分に合った高さのティーを見つけてください。

 米山みどり(よねやま・みどり) 1976(昭和51)年5月9日、愛知県豊橋市出身の37歳。160センチ、58キロ。小学校では剣道で活躍し、小学校5、6年で全国大会優勝。ゴルフは13歳から始め、愛大在学中の1995年に日本女子アマで優勝。愛大を中退し、1998年にプロテスト合格。1999年のフジサンケイレディスクラシックで初優勝。引退した2011年シーズンまで13年間シードを確保した。ツアー通算7勝。

取材協力 京和カントリー倶楽部 愛知県豊田市中立町井ノ向7−1 (電)0565(98)3535

●パッと教えて

 Q:前半が調子よくても、後半になると、出だしで大ミスをしてしまいます。防ぐ方法はないですか。

 (愛知県瀬戸市・ファイズ)

 A:食事などで体の動きをとめてしまうと、筋肉が固まります。後半のスタートも、前半と同じように入念にストレッチをしたり、素振りをしっかりしてください。

■みなさんの質問を募集しています。「飛ばない」「スライスしてしまう」「だふる」「砂を見るのもいや」などなど。米山みどりさんがプロで培ったノウハウで、あなたの悩みを解決します。メールアドレスはspo-golf@chunichi.co.jp FAXは052-231-0628

(毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「道具の使い方」と「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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