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【コラム 米山みどりのゴルフの素】

ティーショット 立ち方のコツ 黄色旗ばかりが目印じゃない

2013年7月25日 紙面から

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 ナイスショットをするためには、事前の準備が大切です。今回はティーインググラウンド(ティーグラウンドとも言う)に立った時の準備の仕方と、注意点について教えます。

つい打ち急ぐ

 ティーインググラウンドって緊張しますよね。特に朝イチのティーショットなんて、ツアーに出場しているころは、すごく緊張してました。

 だから打つことだけに夢中になって、つい打ち急いでしまうのです。でも、ここでひと呼吸。ティーショットを成功させるには、ちゃんとそのためのプロセスがあります。

 まず、ティーインググラウンドで、みなさん無造作にボールを置いているように見えるのですが、その前にきちんとチェックをしてますか。ティーインググラウンドって、平らじゃないんです。微妙につま先上がりだったり、左足下がりだったりしてますよ。打つことばかりに気を取られて、ライのアンジュレーションに気付かなかったら、そのままミスショットに直結します。

惑わされない

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 多少、後ろに下がってもいいから、とにかくもっとも平らなところを探してください。ボールの位置も、そしてスタンスを取るところもできる限り平らがいいです。神経質なくらい、注意を払ってください。それほど大切です。次に打つ方向です。ティーインググラウンドには、白や赤のマークが置いてありますよね。レギュラーティーやレディースティー、バックティーを色で区別しているんです。この方向がまたミスショットを誘発するのです。マークが向いてる方向と、自分が打ちたい方向はまったく別ですから。左方向へ打ちたいのに、マークの方向につられて右を向き、そのままラフに打ち込んだりしたことあると思います。マーク方向に惑わされず、自分の打ちたい方向に目標物を見つける。それが2番目。

 最後にリラックス。さっきも書きましたが、特に朝イチのティーショットは緊張します。つまり力が入りやすいということ。いつもより力が入りやすいということは、失敗のリスクがそれだけ大きくなるということ。まずこれを頭に入れておいてください。だからいつものスイング以上に力を抜く意識を持ってください。

 ◆アンジュレーション 英語で起伏のことを、アンジュレーション(undulation)という。グリーンやフェアウエーの起伏を指すことが多いが、当然、ティーインググラウンドにもアンジュレーションは存在する。

 米山みどり(よねやま・みどり) 1976(昭和51)年5月9日、愛知県豊橋市出身の37歳。160センチ、58キロ。小学校では剣道で活躍し、小学校5、6年で全国大会優勝。ゴルフは13歳から始め、愛大在学中の1995年に日本女子アマで優勝。愛大を中退し、1998年にプロテスト合格。1999年のフジサンケイレディスクラシックで初優勝。引退した2011年シーズンまで13年間シードを確保した。ツアー通算7勝。

取材協力 京和カントリー倶楽部 愛知県豊田市中立町井ノ向7−1 (電)0565(98)3535

●パッと教えて

Q:その日によってスライスが出たり、フックが出たり。ボールの軌道がまったく一定しません。自分の持ち球って、どうやって決めればいいのでしょうか。 (茨城県・悩める中年男)

A:その日によって、スライスしか出ない、フックしか出ないのなら、もしかしたら、シャフトが少し柔らか過ぎて、ボールのコントロールができないのかもしれません。また、ラウンドの中でスライスもフックも出るのなら、体の無意識の反応かもしれません。例えば右がOBの場合、スライサーでも体の反応でフックが出たりします。さらに、体調の良しあしによってもスイングスピードが変わって、球は変化します。あなたはどのケースにあてはまるのか、よく考えてみてください。

■みなさんの質問を募集しています。「飛ばない」「スライスしてしまう」「だふる」「砂を見るのもいや」などなど。米山みどりさんがプロで培ったノウハウで、あなたの悩みを解決します。メールアドレスはspo-golf@chunichi.co.jp FAXは052-231-0628

(毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「道具の使い方」と「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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