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【コラム 米山みどりのゴルフの素】

前傾姿勢は基本のき しっかり体重かけ、スイング中は変えない!!

2013年5月23日 紙面から

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力みに注意

 体重をかける位置は人それぞれです。その場所を、練習をしながら、スイングをしながら見つけてください。これが正しいという位置はありません。あるのは自分にあった場所なのか、合っていない場所なのかです。

 大まかに言うと、あまりかかと寄りだと切り返しからダウンスイングで上体が起きやすくなってしまうし、つま先に寄り過ぎると、ダウンスイングでクラブの遠心力に負けて、前につんのめりやすくなります。だいたい母指球(親指の付け根のふくらみ)から土踏まずまでの間でかかっていればオーケーです。そして、大切なのは、自分の体重をかける位置を見つけたら、スイングの間中、それを変えないこと。

 平らな場所でのスイングを前提にすると、右肩が左肩より少し落ちます。その分、アドレスでは、体重も右に少し多くかかっているのが自然です。ここから回転に入っていくため、体重は右へ、そして左へ移動します。でも前後の体重移動はできる限りしないようにしたいのです。ただ回転運動をするため、多少は前後に動きますが、これはあくまで結果的にです。

 前後に体重が変わってしまうということは、スイング中に上半身の前傾角度が変わってしまうということです。この角度が変わったら、インパクトでアドレスの位置に体が戻りづらくなります。前傾の角度の維持は、ゴルフの基本中の基本。ここが動くと、いいスイングにはなりません。角度の深さに個人差があっていいのですが、これをインパクトまで保つことを意識してください。

 前傾の角度がスイング中に動いてしまう原因のもう一つは、無意識におこる力みです。特に上半身が力むと、体が起きてしまったり、突っ込んでしまったりして前傾の維持ができなくなります。いや、力んだ瞬間に、体重をどこで受け止めているかがわからなくなっているはずです。動きも滑らかさがなくなって、振り切れなくなります。もし可能なら、自分のスイングを動画に撮ってチェックしてみてください。

まずは軽く素振り

 体重をかける場所の維持は、前傾角度の維持という基本に直結するということがわかっていただけたでしょうか。まずはゆっくりと、リラックスして素振りをするところから始めてください。力を入れれば入れるほど、どこで体重を感じているかがわからなくなります。次週はアドレスでの足の開きと向きについてのレッスンをしましょう。 (毎週木曜日掲載)

 米山みどり(よねやま・みどり) 1976(昭和51)年5月9日、愛知県豊橋市出身の37歳。160センチ、58キロ。小学校では剣道で5、6年全国大会優勝。ゴルフは13歳から始め、1995年に日本女子アマで優勝。愛大を中退し、1998年にプロテスト合格。1999年のフジサンケイレディスクラシックで初優勝。ツアー通算7勝。引退した2011年シーズンまで13年間シードを確保した。

取材協力 京和カントリー倶楽部 愛知県豊田市中立町井ノ向7−1 (電)0565(98)3535

●パッと教えて

Q:グリップは5の力のうち、2で握るのがいいと書いてましたが、どうしても力が入って2になりません。どうすればいいのでしょうか(I・Y)

A:抜くことだけを考えるよりも、逆にお腹に力を入れてみてはどうでしょうか。わたしの場合、腕は脱力してもお腹には力を入れてました。丹田(たんでん)と言われるおへその下に意識して力を入れて振ってみると、よぶんなところに力が入らなくなります。これはドライバーだけではなく、アイアン、パターなどすべてのスイングに共通しています。アプローチも、腕に力は入っていないけど、お腹には相当に力を入れて振ってました。丹田に力を入れると、いわゆる緩まないスイングになります。

■みなさんの質問を募集しています。「飛ばない」「スライスしてしまう」「だふる」「砂を見るのもいや」などなど。米山みどりさんがプロで培ったノウハウで、あなたの悩みを解決します。メールアドレスはspo-golf@chunichi.co.jp FAXは052-231-0628

(毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「即効!!レッスン」と「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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